もともと八代みなせ目当てに数少ない作品を追っかけていて出会った作品、

『前橋ビジュアル系』を観ました。

前橋ヴィジュアル系

本作は2011年作品で、
俳優の大鶴義丹が原案・企画・監督を担当し、
風間俊介が映画初主演で話題になったものです。

群馬県前橋市の郊外、
バスで40分位掛かるような田舎の農家の気ままな弟をはじめ、
同じ農業の跡取り息子や、
お寺の住職の息子等4人がヴィジュアル系バンドを組んで、
何時かはメジャーになることを夢見ていたのです。
とても都会的なヴィジュアル系と田舎の暮らしとのギャップを際立たせ、
家族のシガラミ等でその田舎生活から抜け出せない自分達に苛立ちながら、
何処かそんな前橋の田園に愛着を持ち、離れられない気持ちを持っています。
やがてバンド活動は消滅しそうとなった時に、
あるキッカケで、フランスで話題となって渡欧する話が持ち上がります。
都会的・前衛的な世界に憧れながらも、故郷に愛着を持ちつつ、
心が揺れる様を、
時にコミカルに、時にウェットに、
とてもハートフルに描いている作品です。

そんなバント仲間を、風間俊介、黄川田将也、杉浦太雄、藤田玲が演じ、
このバンドのファンで風間の理解者であり、
フランス行き等飛躍のキッカケを作るヒロインに八代みなせ。
また、黄川田の恋人で農家の娘でキャバクラ嬢が森下悠里。
風間の姉役を吉田羊。
他にもダイアモンド☆ユカイやつまみ枝豆等が出ています。
バンドメンバーは、若手有望株の俳優達で固めて、
周りは結構渋く適役を配置した感じです。

八代みなせ01

特に、ヒロインの八代みなせは、所謂グラビアアイドルで、
2007年の『片腕マシンガール』や『仮面ライダー』シリーズ等で、
コアな支持を受けていた様ですが、
本作はとてもノーマルなドラマのヒロインを好演していて印象に残りました。
また、中堅の舞台中心の活動をしてきた吉田羊は、
とても美形で、流石の演技で安定感抜群でした。

全体にのんびりした群馬の田園風景が美しく、
結局田舎って良いなあと思わせてくれる、
とても良心的な作品に仕上がっています。
展開もテンポ良く、起承転結のしっかりしていて好感を持てました。

評価は、: ★★★+ 3.5点でした。
私的には八代みなせが水着で無くても、演技が結構良く、美形ですから、
これからもしっかりしたドラマにもっと出てくれることを期待させてくれたのが収穫でした。








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