ADAのリリィパイプは、パイプを水面に出すとエアーレーション出来ますが・・


個人的に、あれはかなり便利そうな気がしてます。



でも、30キューブ水槽でリリィパイプはちょっと大きすぎる気がするし、ガラスはメンテナンスが大変そう・・。


なので、今使ってるエーハイムのオーバーフローパイプ(排水パイプ)先端を、リリィパイプのように加工してみようと思います!ひらめき電球


ADA・30キューブ水槽でアクアリウム
このパイプの先端部分を、ラッパ状に加工していきます!グー




ADA・30キューブ水槽でアクアリウム
まずは、エーハイムのオーバーフローパイプや、給水パイプの直線部分を火であぶります。



余ったパイプがない場合は、ヤフオクなどで安く出品してあるのでチェックしてみると良いと思いますよ!


写真はパイプが短いのでホースを持ち手にしてますけど、パイプに長さがあればホースは必要ないです。




ADA・30キューブ水槽でアクアリウム
熱したら、先端をペンチでつぶします。



そして、さらに火であぶって熱して、反対側から口で吹いて膨らませていくと・・




ADA・30キューブ水槽でアクアリウム
これは失敗ですけど、上手くいくとキレイな球状になってくれます。


5~6㎝程度、ある程度の幅を持たせて、パイプ外周をまんべんなく暖めるのがコツでしょうか。



ADA・30キューブ水槽でアクアリウム
そして、こちらが上手くいったもの。

ちょっと途中の経過写真を取り忘れてました。。しょぼん


上手く球状が出来たら、ラッパ状に削っていきます!

これは、リューターという、回転式の切削工具を使って削りました。


この後は、水槽内で試しにつなげてみて、最も空気を巻き込む角度を見つけて、その角度で接着していきます。




ADA・30キューブ水槽でアクアリウム
接着する際は、プラリペアというもので、一体化させてつなげます。


まずは、つなげる部分のパイプ外周を斜めにカットして、テープで仮止めします。




ADA・30キューブ水槽でアクアリウム
その後、プラリペアを流し込んで固定していきます。


最初につけたプラリペアが固まったら、テープを剥がして全周をプラリペアで固定していきましょう。


これで、完全に一体化させることが出来ます!




ADA・30キューブ水槽でアクアリウム
プラリペアが固まったら、リューターという回転式の工具で余分なプラリペアを削り落としていきます。


先端のラッパ状の加工もこのリューターで削って仕上げました。




ADA・30キューブ水槽でアクアリウム
その後、400~2000番の紙やすりで磨き、模型用のコンパウンドという艶出し材で磨いて完成です!




ADA・30キューブ水槽でアクアリウム
こんな感じで仕上がりました。

パイプは長さもちょっと短くしてるので、先端ともう一カ所の計2カ所カットしてつなげ直してます。




ADA・30キューブ水槽でアクアリウム
先端のラッパ状の部分は、夏場冷却ファンを取り付けるときに邪魔にならないよう、多少斜めに取り付けてます。




ADA・30キューブ水槽でアクアリウム
先端部分のアップ。


実際に取り付けてみたら、イマイチ空気の巻き込みが弱かったので、ラッパ状の部分の根元に5mm程の穴を開けておきました。


穴を開けたら、空気を巻き込むようになりました。




ADA・30キューブ水槽でアクアリウム
さらに、穴にこのパイプを差し込むと、より空気を巻き込んでくれるようになります!




ADA・30キューブ水槽でアクアリウム 排出パイプを水面よりちょっと上にすると、空気を巻き込んでくれます。


30キューブ水槽だと、30分もこの状態にしておけば油膜もキレイになくなってくれます!




ADA・30キューブ水槽でアクアリウム
逆に水中に沈めると空気は巻き込みません。




ADA・30キューブ水槽でアクアリウム
パイプは上げ下げすれば良いだけで、吸盤を外す必要もなく、手間もかからずなかなか使い勝手も良いです。


エアーポンプ不要でエアーレーション出来て油膜もバッチリ取れるので、小型水槽だと水槽内もスッキリしてかなり便利だと思いますよ!