ガーナでの日々!きょっと気になる「エボラ熱」のこと! | 意志あるところに道あり〜where there's a will there's a way〜ちょこっとガーナ。

ガーナに到着!

1ヶ月と半分が経過しました。
いたって元気にやっています★

今日はちょっと気になるニュース、というか日本でもかなり話題になっているらしいHOTなトピックを!


【エボラ熱について】

各地の皆さんから、エボラ熱に関するご心配をいただいてます。

日本でも大々的にニュースになっているみたいで。。。

家族からも心配の電話をもらったほどです。

西アフリカといえども、広いので…わたしがいる、ガーナではまだ発症例は出ていません。とはいってもエボラ出血熱はその致死率の高さから、かなり恐れられているのも確かです。

とりあえず、ざっくりながら説明すると…

1、空気感染は今のところなし!

2、感染ルートは主に患者の体液に「直接」触れた場合。

そんで、感染の拡大理由として…

1、医療インフラの脆弱さ

※医療従事者そのものも亡くなっているので、医療サービスが適切に行き届いていない現実

2、発生国における医療体制の信頼性欠如

3、エボラ熱の正しい知識と理解の低さ

4、伝統的な埋葬様式

※いずれの国も、死者を埋葬する際、遺体に触れたり、キスをしたりしてお別れする。もちろん素手の場合が多い。

5、Transportationの発達により、感染者の国外流出がかつてより緩くなった

※現在は検疫の強化により、かなり厳しくなっているようです。

現在、発生国の状況を収束させるため、WHOを始めとして様々な援助が入っています。その人たちの活動もその国の人たちの理解なくしては円滑な活動はできません。ただ、国民の理解や病気に対する偏見もありなかなかうまくいっていない現状もあるそうです。コミュニティの人たちとの信頼関係を築きながら活動するということは、自分の活動にもつながることなので他人事ではありません。

このようなあわただしい環境下にいると、「正しい情報」を取捨選択しながら冷静に対応する大切さを実感します。

病気はもちろん恐ろしいことには間違いないけれど、それ以上に「正しい知識」をもつことが病気の拡大を防ぐことにもつながるのだということを今身をもって感じているところです。


何分、いたって元気ですのでご心配には及びません。
またネット繋がったら、更新します★