2太郎のブログ

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赤旗日曜版(3/15)に、大スクープ、青森県三沢基地にいるF16戦闘機が、イスラム国への空爆に参加していたと、編集部の調べで判明です。原発関係もあります。
http://www.jcp.or.jp/akahata/web_weekly/
 5面に詳細があり、三沢にいた第13戦闘飛行中隊が昨年5~10月まで中東に派遣され、昨年8~9月にアメリカはイラク、シリアへの空爆を開始、これに三沢のF16が加わっていると、アメリカの中央空軍は認めていますが、F16が配備された国名は明らかにしていません。
 外務省は例により知らんのでコメントしない、在日米軍司令部は、こういうことを日本政府に通報する必要はないと抜かすのです。
 これについて、軍事評論家の前田哲男さんは、安保条約でも、米軍は基地をどう使ってもいいわけではなく、目的は極東の平和・安全保持で、もちろん中東は極東ではなく、米軍のイスラム国空爆は、安保条約逸脱と指摘されています。
 もちろん、在日米軍は、これまでアジア、中東でのアメリカの侵略行為をしてきたものの、これだけ明確な安保条約違反が明らかになったのは初めてで、安倍政権は米軍に抗議すべきだし、さらに、これを知らなかったとは、少なくとも外務大臣、防衛大臣は腹切りものです。
 当然、安倍総理の責任問題にもなります。
 この他、1,6,7面は下村文相の金銭スキャンダル、安倍総理も下村氏の2006年の後援会であいさつし、大問題、また、維新の党は企業団体献金廃止といっているものの、パーティー券は制限なしです(橋下氏が政治資金を斡旋で集めているためでしょう)。
 作家の赤川次郎さんは、改憲・原発を批判(3面)、大阪都(実態はやくみつるさんの言われる大阪徒)問題(18~19面)とあり、橋下氏により、国民健保値上げ、市民病院廃止、敬老パス有料化…のサービス切り捨てラッシュです。
 また、やくみつるさんの小言大言も冴えています(7面)。
 これ、在日米軍がイスラム国空爆へ参加していたなら、日本はイスラム国との戦闘状態にあるわけで、日本が攻撃、テロを受けても文句はいえないのです。
 私の師匠、故・蒔田董先生は、91年の湾岸戦争は、日本が戦後初めて参戦したもので、イラクに実力があったら日本が空爆されてもおかしくなかったと言われましたが、それ以上です。

 そして、発売中の週刊現代3月21日号に、小出先生の退官の記事がありました(176~179ページ)、反原発を貫いた小出先生の姿勢に感服です。
 同じ号の、古賀茂明さんのコラムで、古賀さん3・11当時経産省におられて、その際に経産省事務次官と三井住友銀行頭取の間で東電を倒産させないと密約が交わされ、さらに、汚染水はいずれ薄めて海に流すというのが、経産省ではささやかれていたと指摘、安倍総理のアンダーコントロール発言の嘘を糊塗するためにまた嘘、安倍総理の罪は重いと語られます。
 ジャーナリストの青木理さんは、日本の報道の自由が61位に落ちたこと、秘密保護法+自民党のメディアへの圧力+メディアの政権への擦り寄りと指摘され、政治記者たちはジャーナリストではないと批判されています。
 さらに、昨日の日刊ゲンダイでは、ニューヨークタイムス東京支局のマーティン・ファクラーさんが、民主国家でこんな一党独裁の国は他にないと指摘されました(日本がそもそも民主国家か、疑問はありますが)。

 前代未聞の反動の安倍政権、これをこういうゲリラ的なメディアが批判しており、これらをお知らせいたしました。

(2014年7月14日午前0時00分)

 福井県の美浜町会は十四日、臨時議会を開き、原発の使用済み核燃料を一時的に保管する中間貯蔵施設の誘致推進を決議した。山口治太郎町長は六月に誘致を表明しており、町会決議を受けて十五日に事業者である関西電力の藤洋作社長に立地可能性調査を要請する。同施設をめぐっては小浜市会が三月に誘致決議をしているが、自治体として誘致推進に乗り出すのは県内で初めて。全国では青森県むつ市に次いで二例目となった。

決議では「原発で町が先駆的役割を担い、エネルギー政策に貢献している」とした上で、国内原発は二○一○年ごろに使用済み核燃料の発電所内貯蔵が満杯になることから「発電所が運転停止に追い込まれ、人口減少や交付金、税収で大きな打撃を受けることが懸念される」と指摘。「施設は核燃料サイクルなど原子力政策全体の柔軟性を高め、町の地域振興や嶺南全体の活性化につながる」としている。

推進にあたって▽町民の理解が得られる努力▽貯蔵期間終了時の確実な搬出に対し国の関与を明確にする▽核燃料サイクル政策や原子力政策を町長自らが検証し受け入れ条件を定める▽風評被害が発生しないよう啓もう活動を行う―の四項目を確認することを求めている。

推進決議は中村清一議員(賛成者七議員)が提案。反対、賛成討論の後、採決が行われ、議長を除いて十六議員中十五人が賛成し採決した。

山口町長は採決を受け「今後誘致を進めていく上で決議は力強く感じている」とあいさつ。十五日に関西電力に出向き、立地調査など準備に取り組んでもらえるよう要請する考えを表明した。

関電はこれまで同施設を県外で立地する方針を示して候補地を探しているが、現段階では決まっておらず、美浜町の要請を踏まえた対応が注目される。一方、県は「県外立地が望ましい」との方針を貫いている。

中間貯蔵施設は発電所の使用済み燃料からプルトニウムを取り出し再利用する核燃料サイクルの中で、再処理まで一時的に貯蔵する施設。山口町長は六月町会で誘致を表明していた。
ドイツのテレビの文字おこしです。

ドイツのTV局ZDF「フロンタール21」シリーズ
が 8/26 放送した番組 
Die Folgen von Fukushima

福島第一原発から80キロ離れた本宮の農家大沢さんは、
自分の栽培する野菜の検査を市民放射能測定所に依頼した。
県の食品衛生検査所では受け付けても--らえなかったからだ。結果大量のセシウムが発見される。
「これはもはや食べ物ではなく放射性廃棄物です」
なぜ行政はこうした検査を受け付けないのか、ドイツの記者が原-発-担当大臣を問い詰める。

この美しい風景が悪夢の舞台です

日本屈指の豊かな農地福島県

都会の人の観光地としても人気だ

原発事故でその広域が汚染されてしまったのだ

大沢さん(61)は本宮の農家、原発からは80キロ離れている

畑で採れたジャガイモ・ナス・ネギを、隣町の市民放射能測定所に持ち込んだ

原発事故以来、自分で栽培した野菜は食べていない

放射能汚染を恐れたからだ。

「政府の発表は、もはや信用できない。最初から自体を小さく見せようとばかりしている。

『直ちに健康に害がない』の繰り返し。正確な数値も出さないしまともな測定もしない。

汚染問題の中にみんなを放置した。」

事故後大沢さんはすぐ作物の検査を行政に依頼したが

「畑は20・30K圏から遠く離れている。検査の必要はない」

と、断られた。

市民放射能測定所の意見は正反対である

汚染の無い作物はない

特にセシウム137がひどいからだ

「こんな汚染数値の場所は本当は絶対避難するべきです」

大沢さんのジャガイモも例外ではなかった

原発から60キロ離れた伊達市のシイタケからは、

1K当たり7000ベクレル
の汚染が測定された

基準値は500ベクレルだ

「もはや食べ物ではなくて放射性廃棄物
です」

汚染調査は本来県の食品衛生検査所の管轄だが、殆どパンク状態である。

コンセプトもない、人手も計測器の数も追いつかない

「一般の方の検査はお断りせざるうを得ません。

我々が選んだサンプルを検査し判断を出しておりますが、それだけで手一杯の状況です。

市民の検査も引き受けたら、役所の仕事に手が回りません」

我慢強い日本人もだんだん食品の汚染問題に気付き始めている

野菜、緑茶に続いて牛肉

原発を所有する東電の反応は?

今までと同様、ノーコメント、管轄外の1点張りだ

「私達の仕事は原発の中です。測定は国と地方行政の管轄で、私達はお手伝いするだけ。

ですからコメントできません」(東電社員)

記者会見場で、

大沢さんの農作物検査結果について我々が質問すると

原発担当大臣はうろたえるばかりだった

危機管理担当の役人たちは長々と書類をチェックした揚句

大臣はついに不備を認めた

「万全の監視体制のつもりでした。牛肉問題で検査の強化の必要が認められました。

今後汚染職員が出回ることを防止しなければなりません」     

一方グリーンピースは独自の調査結果を発表。魚も汚染されていた。

「魚は相変わらず高濃度のセシウムに汚染されています。

原発から55キロ離れたところまで調査した魚の半分が、基準の500ベクレル/kgを大きく上回っていました



汚染が広範囲であることを物語っています」

日本人の主食、米も同じ運命のようだ

大沢さんの田んぼの土は二度検査所に提出された

最初の検査は合格下が二度目の結果は公表されない

「今年も作付けを出来るか知りたかったので、自費で独立の研究所に検査をしてもらった

5万3千ベクレル/kgのセシウム137が検出された。基準値の7倍だ。米作りは諦めた。」(大沢)

福島市の殆どの住民は、こうした汚染数値を知らされていない。

おりしも夏祭り、売られている物は何でも食べる

「空中線量が下がって以来、人々は日常生活に戻った。

子どもの被曝許容量が20ミリシーベルト/時に引き上げられたことへの怒りも

忘れ去られたようだ」

英国クリストファー・バズビーのような専門家は、まさにその事に警鐘を鳴らす

「日本政府の無責任ぶりは犯罪的だと思う。

子どもに平気で高い被ばくをさせている。

都合が良いと言うだけで短期間でこれほど基準を変えてしまうとは

この判断は間違いなく多くの子どもを死に至らせるだろう。

文明国のやる事とは思えない」

だがここはまさに原子力ムラの国なのだ

権力を握る電力会社、政治家、官僚が、原発のあらゆるスキャンダルを隠蔽し

大したことがないように見せてきた

何兆円ものビジネスを守るために今回も同じ手段を使おうとしている

大沢さんはまさに文字通り、それを身をもって体験した

「自分の体がどれだけ被曝しているか検査したかった。

だが、福島大学には拒否された。市民の検査はしないと。

友人は隣の県の病院に問い合わせた。

ところが、福島県知事から福島県民の診察を受け入れないよう指示されているそうだ」

そのような指示の出された事実はないと当局はいう

しかし大沢さんは農家を捨てなければならない

自宅で毎時90μシーベルトを測定したのだ

9日間でドイツ原発作業員の年間許容量に達する数値だ

原発から80キロも離れた場所なのに

「これは人間の想像力を超える惨事です。

制御不能の状況である事は当初から明らかだった。

どうしたらいいのか誰にも分からないし、簡単な答えも出ない

これは人類史上最悪の惨事だと思う」(バズビー)

福島のいたるところに人々はヒマワリを植えた。

土の中の放射能を吸収すると言われている