韓国国防省「ICBM開発の意図」 ミサイルの残骸分析 | 一体型hidキット、国産 hidキット

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【ソウル=貝瀬秋彦】韓国国防省は23日、北朝鮮が12日に「人工衛星の打ち上げ」として発射した長距離弾道ミサイルの残骸の分析結果を発表した。使われた酸化剤の種類などから、大陸間弾道ミサイル(ICBM)を開発する意図が大きいとし、射程も米本土に届く1万キロ以上と推定している。また、燃料タンクなど新たに三つの残骸を回収したことも明らかにした。

 今回分析したのは、14日に韓国西方沖で回収された直径2.4メートル、長さ約7.6メートルの円筒形の残骸で、1段目の燃料を燃やすための酸化剤のタンクと判明した。

 同省によると、人工衛星の打ち上げロケットでは一般的に酸化剤として液体酸素が使われるが、今回は赤煙硝酸が使われていた。毒性が強い一方、常温で長期間の保管が可能なため、ミサイルに使われることが多いという。

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