人生は山あり谷ありです。
企業も山あり谷あり。
人生も会社も、世の中の流れとともにあるわけで…。
世の中の流れが、変わらなくても、施設や設備の老朽化など、時間の経過による問題が発生します。
それに加えて、円高、円安、デフレ、インフレ、雇用情勢、災害、戦争などなど。
自分の手の届かない場所で様々な要因が変わります。
「企業とは、環境適応業である」
といわれるほど、環境は変わり、適応できないと企業自体の存続が危うくなります。
ですから、
どんなに環境が変わっても利益を生み出せる会社になりたい!
と思います。
が、そこだけにとらわれると、見誤るのでは?
と思っています。
利益とは、必要条件であって、十分条件ではない。
社内制度が整って、社員が育成され、財務会計の仕組みができあがって、利益がちゃんと把握でき、生み出せる。
としても、それだけで存続できるわけではありません。
結局、何をやるか?
会社として、どんなビジョンを実現させるか?
そこが明確にならないと、社内制度も、社員教育も、財務の仕組みもすべてが無駄です。
利益がでないとヤバい!
資金繰りをなんとかしないと!
景気よくならないかなー!
と、思えば思うほど、大事なものを見失います。
利益はどっち?
利益を目的ではなく、手段と考えてみる。
整骨院からもらった封筒に
「よくなったら、なにがしたいですか?」
という言葉書かれていました。
よくなりたいですか?
ではなく、
なにがしたいか?
利益を出したいですか?
ではなく、
利益が出たら何がしたいですか?
利益は手段だと思った瞬間にまったく違う思考になります。
だから、大変な環境でも「ビジョンを描く」って、大事です。
うちも、
車いすでラクラク泊まれる宿にして、
旅をあきらめているご家族に勇気を与え、
車いすユーザーを旅行に連れてってもらう。
そう思えたときから、変われました。
ぜひやってみてくださいね。^^