20××年。
突如人間の中の一部に特殊な力を持った人々が現れた。
政府はそれを危険因子とみなし、隔離・研究するための半島を開発した。
政府は保護するという名目で、特殊能力者を島へと送り込んだ。
年々、能力者は増えていったが、全体の人口と比べればまだ少なく、島にはまだ余裕があるので、能力者は見つかりしだい島に送られていくのだろう。
島には生活に必要な施設は整えられており、学校も一応ある。
が、資金が足りないため、まだ高校しか建っていない。
なので、中学生以下の能力者は、島に送られてくることはない(今のところは・・・だが)。
島は広大で、前に述べたように、資金が足りないため、未発掘の場所が多い。
これからは開発より調査の方を優先しようと思っている。
私はこれからその調査に向かう。
(ここでこの日記は終わっている・・・)
-とある調査員の日記よりー
その日記が書かれた10年後。
ほかに類を見ない強大な力を持った3人が島にやってきた。