弊社のまずは、「理念と経営の勉強会」の取り組みです。
今年、4月より勉強会を始めました。
築炉部門は、出張が多く、ほとんど会社にはいないので、
工場内勤務のセラミックス部門での勉強会を行うことにしました。
全員参加で20名くらいです。
4月、5月と私が入って勉強会を行っていて、
まだ最初は非常にぎこちない雰囲気でしたが、
発表を取るととてもしっかりとした意見を言う人が多くて、
ちょっとびっくりした記憶があります。
やはり、まだまだ社員さんを信じていない気持ちがどこかにあったのでしょうね。
設問表も回収して、赤ペン先生をしましたが、
社員さんの真剣に考えて書いてくれている事に感謝の気持ちが湧いてきますね。
6月からはうちの弟がファシリテーターとなって、進行してくれていました。
なかなか忙しい時期と重なったので、全員参加とはいきませんでしたが、
いまでも少数でも行って、設問表をもらっては、赤ペン先生で返却という形を取っています。
弟には、色々と手伝ってもらって助かっています。
弟がいなかったら、TTにも来れていないと思います。
本当に弟には感謝ですね。ありがとう。
11月は月末に久々に私も参加して、デスカッションしようかと思っています。
こういう風に社員さんとデスカッションする機会というものが弊社は少なかったのだと思います。
こういう勉強会をする事で、皆の意識の統一、
価値観の共有というものが出来るように、徐々になって来ているのではないかと感じています。
是非、続けて行って、もっとよい学ぶ「風土」というものを作り上げていきたいですね。
次に、「13の徳目朝礼」の取り組みです。
13の徳目朝礼も4月より、最初は、私とセラミックス部門の事務所メンバー
(課長、係長、主任、技術員)と現場の班長さん、うちの弟の計10名で行っていきました。
最初は、どんな事を書けばいいのかと戸惑いもあったようですが、
非常にすんなりと受け入れてくれた方ではないかと思います。
まずは、上司からという姿勢が、「一緒になってやっていく」という雰囲気を作り出していき、
非常にスムーズにいくのではないかと思いました。
10月からは、セラミックス部門全員でやるという事にしました。
全部で20名いるので、3班に分けて、最初からやっているメンバーが分かれて入り、
ローテーションを組んで、全ての班に入れるようにしました。
こうする事で、色々なメンバーとの価値観の共有がなされ、
普段仕事ではあまり関連が無いところでも、その人の考え方、
人となりを垣間見る絶好の機会になるのではないかと考えたからです。
私も実際、色々な班に入ってみて、特に、休み明けのコメントが、とても気に入っています。
家族への感謝の気持ちをいうのですが、「えー、この人そんな事いうんだ」
というような人が言っていて、場の雰囲気をすごく良いものにしていっています。
とてもにんまりしますね。
積極的に考える力を発信するというものが、
今までは「やる場」というものが無かったと思います。
皆、潜在能力は素晴らしいものを持っていると、改めて感じさせてもらえる、
この13の徳目朝礼だと思います。
11月からは築炉部門もまずはスタッフからという姿勢で、弟が中心となって始めています。
このまま続けて来年からは、全社で行い、良い社風作りを行っていきたいと思います。