708 | ヘタレ車掌の戯言

ヘタレ車掌の戯言

毎日惰性だけで生きているヘタレ車掌の日常です。

昨日は泊まり勤務の前の残業で早朝出勤、今日は泊り明け勤務のあとの残業で、先ほどやっとこさ帰宅してきました。一般に残業といえば、日勤勤務の数時間というイメージかと思われますが、ワタクシの職場では欠員や有給休暇の仕業、つまり1日の勤務丸ごとが残業による補充となりますので、昨日の例でいえば朝6時ごろの出勤の日勤仕業を残業として勤務、その後15時台出勤の泊り仕業(深夜1時近くまで)を本務として勤務、今日は朝5時20分台に起床して10時ごろまで明け仕業を本務として勤務、その後職場の仮眠室で一休みして13時半過ぎ出勤の日勤仕業を22時過ぎまで残業として勤務ということになります。鉄道・バス乗務員の時間外勤務が問題になったこともありますが、乗務員の残業が多いというのはこういうことなのです。人間ですから、仕事量が増えたり労働時間が長くなったりすれば注意力が低下してしまうのは当然のことでして、その先にあるのは責任事故の誘発です。

一日のうちの乗務仕業のうち、1人でも穴をあけてしまえば列車(バスも)運行に支障をしまいますので、そうならないために残業で手配する(乗務員は担当路線・担当車両を熟知している必要がありますので、アルバイトや他職場からの助っ人で対応というわけにはいきません)のですが、本務仕業数総数のなかで欠員が多くなるとどうしても残業に頼らざる得なくなりますし、乗務員自身も責任に見合っているとは思えない低賃金をカバーするために自分自身の生活が残業依存になっているという実情があります。鉄道(バス)の安全性を高めるために当局側は常に精神論的な労務管理を押し付けてきますが、ある程度の有給休暇や欠員をカバーできる人員配置と残業に頼らなくてもゆとりや豊かさを感じられる賃金、それからストレスがたまらない労働環境の構築(途中離職者の抑制)が不可欠かと思われます。

 

さて、そんな今日は708な方です。

 

京阪CIロゴ京阪電車京阪700型700形708

 

京阪708 浜大津~三井寺間 20111124②

石山坂本線浜大津~三井寺間にて2011年11月24日撮影

260形284→京阪500型500形504(1979年改造)の車体を流用して1993年導入という形になります。

この編成は、2000年4月から2013年7月まで琵琶湖をイメージしたマザーレイク号として、京阪800系800系の旧塗装みたいな水色ベースのカラーリングになっていました。

 

明日は生ビール飲み会です。