前回記事の続きです。
黒髪町駅から・・・
熊本電気鉄道6000形モハ6111Aの御代志行きに北熊本駅まで乗車します。
~北熊本駅で都営地下鉄三田線から東京メトロ銀座線にのりかえ~
東京の地下鉄網が頭に入っている方ならわかると思いますが、都営地下鉄
三田線と
東京メトロ
銀座線が直接乗り換えできる駅はありません。もっとも両者は
都営地下鉄
三田線内幸町駅~御成門駅間と
東京メトロ
銀座線新橋駅~虎ノ門駅間で交差していて、内幸町駅と新橋駅の間を歩けばのりかえられなくもないのですが、乗換駅ではないので
都営地下鉄と
東京メトロの乗継割引は適用されません。
熊本電気鉄道01形01-636の上熊本行きに打越駅まで乗車します。
打越駅で下車して、池田駅方向の線路沿いで撮り鉄。
熊本電気鉄道01形01-136の北熊本行き
熊本電気鉄道に譲渡された東京メトロ
01系は01-135編成と01-136編成の両先頭車4両なのですが、先に熊本入りしたのはこちらの01-136編成です。入線当初は
東京メトロ
01系時代のカラーリングでしたが、現在はこの編成のみ
くまモンのラッピングが施されています。“実家”の
東京メトロ
01系でも最後の編成となった01-130編成に
くまモンのラッピングが施されていましたね。ラッピング以外にも前面下部にスカートが新設されました。
この後、打越駅~坪井川公園駅間に移動します。
熊本電気鉄道01形01-636の上熊本行き
熊本電気鉄道01形01-136の北熊本行き
ビームまで木製の架線柱と01形の組合せは熊本ならではですね(笑)
この後、打越駅に戻ります。
熊本電気鉄道01形01-636の上熊本行きに終点の上熊本駅まで乗車します。
上熊本駅到着後、一旦降りてから01形を観察
熊本電気鉄道01形01-636の車内
基本的には東京メトロ
01系のままなのですが、北熊本駅以外無人駅ばかりなので、車内には
ワンマンバス同様のワンマン機器が設置されています。また、
くまモンのラッピングは外観のみならず車内と窓にも・・・
熊本電気鉄道01形01-136
車椅子スペース。
車椅子スペースは熊本電気鉄道入りに際して新設されたようで、新たに張られた化粧板が元来のものと異なります。
熊本電気鉄道01形01-636車内の連結側
貫通引戸は開けた状態で固定されています。連結面の窓が片側しかないのは、窓があるべきところに冷房関連の配電盤があるためです。貫通路の上には東京メトロ10周年のステッカーが残っています。
熊本電気鉄道01形01-636車内の車号板。その上の号車表示は2号車でなく6号車。
東京メトロ時代の点灯式車内表示器は点灯しない停車駅案内になっています。
熊本電気鉄道01形01-636の側扉に設置されたステップ
01形と6000形では車体幅が20センチ程度異なり、各駅のホームは6000形の車体幅に合わせた規格となっているため、車体幅の相違によるホームと車両の隙間を埋めるためにこのようなステップが設置されています。余談ですが、
東京メトロの前身である営団地下鉄では、
丸ノ内線の分岐線(中野坂上駅~方南町駅間)に1961年の開業時から1993年まで
銀座線からの転用車両が充当されていたのですが、
丸ノ内線と
銀座線の車体規格が異なる(
丸ノ内線の方が約20㎝大きい)ことから、このようなステップを設置していました。
東京メトロのロゴに酷似した熊本電気鉄道のロゴ
上熊本駅にて発車を待つ熊本電気鉄道01形01-636の北熊本行き
~上熊本駅にて熊本市電にのりかえ~
熊本市電8500型8504のB系統健軍町行きに乗車します(次回以降に続きます)。