前回記事の続きです。
JR東海東海道線と近接した前回の撮り鉄スポットから御門台駅方向へ移動し、富士山バックで撮影できる地点にて撮り鉄再開します。
では撮影順に・・・
1000形クモハ1003の新静岡行き普通
うーん、がうっすらと…
1000形クモハ1012の新静岡行き普通
1000形クモハ1006の新静岡行き普通
1000形クモハ1009の新静岡行き普通
A3000形クモハA3001の新静岡行き普通
1000形“ちびまる子ちゃん号”クモハ1011の新静岡行き普通
この後撤収・・・
御門台駅から1000形クモハ1003の新静岡行き普通に乗車し、長沼駅で下車。
車庫のある長沼駅で下車したのは・・・
ト1形ト2(廃車)を撮影するためでした。一見するとただの無蓋(屋根がない)貨車ですが、実は1229年(昭和4年)製造の骨董品らしいです。こちら側からは見えませんが、反対側の連結器は鎖をかけるねじ式連結器で、連結器の左右にはバッファーがあります。こちら側の連結器は一般的な自動連結器に交換されていますが、バッファーの痕跡が見られます。後に見えるのは同形のト1ですが、何故か車高が揃っていません。保線作業用として残されていたようですが、現在その役割は東京急行電鉄(東急)から譲受した保線機械に移行しています。せっかく解体せずに残してあるのだから、イベントの際にはデワ1形とともに展示すれば…とも思いますが。
デワ1形デワ1
この車両の連結器がいわゆるねじ式と言われるものです。日本ではイギリスの技術で鉄道が導入されたころから採用されましたが、連結作業に危険を伴うと言うことで、現在は採用されていません。但し、バッファー(緩衝器)の効果により起動時や走行中の前後衝動が緩和されるというメリットもあるので、現在も採用している国があるそうです。
ト2を撮影して再び長沼駅から移動
1000形クモハ1010の新静岡行き普通に乗車し、次の場所に移動します(次回以降に続きます)。
今日は長崎に原爆が投下されてから71年になる日ですね。先ほど、でへいわ祈念
式典が中継されているのを見ていました。田上市長の平和宣言や被爆者代表の方の「平和への誓い」の最中の安部首相のバツの悪そうな表情が気になりました。やはり、現行の平和憲法を改変しようとしている身としては耳が痛い内容だったようです。
また、前後しますが昨日の天皇陛下の「お言葉」ですが、天皇陛下を国家元首としたがる阿部首相や日本会議、右翼団体などの憲法改変を目指す勢力などにはどう受け取られたでしょうか?
天皇陛下自身はあくまで現行の日本国憲法に定められた“象徴”としての天皇である前提と、自らの老いによる身体的、判断能力の低下(天皇陛下も人間なのだから当然ついて回ることです)により公務の完遂が難しくなる一方でそれを理由とした公務の削減は望まないという意向のようで、崩御まで天皇陛下であり続けなければならないという現行制度について国民に考えてほしいというメッセージだったとワタクシ個人的に思っています。現行憲法の下では、天皇陛下は政治に口出しできないことになっていますが、そんななかでのギリギリの内容だったとも受け取れるように思います。あくまで天皇陛下の存在は国民の総意に基づくとされていますから。憲法を改変しようとする勢力としては、自分たちの求める天皇像と異なる意向に面白くなく感じているとの話も耳にしますが・・・。
ワタクシはどちらかと言えば「左寄り」とされる人間ですが、天皇陛下は国籍や選挙権を持たない立場とはいえ、あくまで人間ですからね。崩御までその地位に縛りつけるのは酷といえば酷だなと思っています。言葉は悪いですが「片足を○○に・・・」の状態でもその地位から退くことを許されず、摂政を置いて対応するとしても、正常な判断能力を失った状態で摂政がその立場を利用してとんでもないことをしでかすという可能性も否定できませんし、やはり、まだ自らの言葉を発することができる状態のうちに譲位できるような制度を考えるのは必要なことかと思っています。もちろん、これによって退位した後の地位や役割を定めたり、皇室典範などを変えていかなければならないので、時間のかかる課題かと思いますが・・・。