PS用RPG「moon」のMD~③楽曲 | PS「moon」(ラブデリック)プレイ日記

PS用RPG「moon」のMD~③楽曲




moonファンのみなさん、こんにちわ。

前回の記事:PS用RPG「moon」のMD~②聴く
からだいぶ時間が経ちましたが、しっかりMD聴けるようになりましたか?
毎日KERA-MA-GO聴いていますか?(ボクは聴いていません)


前回の記事に おいて

次回最終回、「楽曲批評」。
ファイル名STR0064とかじゃよくわかんないよ?
各ファイルの正式曲名が知りたい。
なんか、1データのうちに何曲か混ざっちゃってるのもあるし…。
教えてCameLieOnむしろ教えろこのボケ。
そんな方々のために送る、ナイス解説文。ご期待下さい。
というかすみません、面倒くさいので書かないかも! ご期待下さい。


と書いてから早4ヶ月。
お待たせしました、やっとこさ最終回に取り組みます。

とりあえず言い訳をさせていただきますと、
書く時間がなかったわけじゃないのです。
面倒くさかったのです。やってらんなかったのです。

しかし、要望が増えてきたので書かざるを得ません。
お約束の「編集部の介入」ってやつです。
ボクとしては書きたくないのです。だから、テキトーに更新します。


シャレんならんことを書いてしまったと反省
するフリをしつつ反省せず、さっそく本題に移りましょう。

すばらしいソフトウェア「PSX Multi Converter」を用いて
moonのゲームディスクを開くと合計72個の音楽データが展開されます。
各データの曲名・アーティスト名を表にまとめつつ、楽曲批評を加えます。

まあ、「楽曲批評」に関しましては
音楽にウトいボクに批評なんか出来っこありませんので
バーン(ゲームの中でMDを販売しているバーン堂店員)の批評を
書き写しておきます。(かったるい作業です)


STR 曲名・演奏家 バーンの批評
001
064
Killah Blues ターンテーブル2台で作り上げたDJワークHIPHOP。スクラッチも聞きごたえアリ。
KILL THE PITCH
002
065
美好的 ファンクベースのエレクトリックサウンドに、ドラムんベースも取り入れた意欲作。
イメージソウル
003
066
HORIZON 複雑なプログラミングで構成されたトリッキーなリズムがうなる、それが醍醐味なのさ。わかる?
UBIK
004
067
ADDIOS PISTORA うねりベースが分身の術。ビートとがマカロニウェスタンと融合し、西部をダンスフロアに変えた。
ニムラ・オーバードライヴ
005
068
HAIA ファンカデリック色濃いHIPHOPをベースに、フィメールボイスとアーシーなホーンが絡むよ。
D.T.Construction
006
069
17th Space Continental Drift ヘヴィーでアブストラクトなインダストリアルグルーヴが圧倒的重圧感を持って君の耳を直撃。
GALLAKTICA A.K.A.
007
070
TILT 躍動感とストレートなエモーションが聞く者を挑発する。デジタルな腰で聞けよ! 感じろよ!
FINALOFFSET
008
071
SIMONE 交錯するSAX。うなれチョッパーベース。魂をゆさぶるサウンドでテクノロジーの壁は崩壊寸前。
U.M.A.
009
072
水の情景 リラクゼーションツールとしてのアンビエントではくくれない、文字どおり水の情景が浮かぶ。
金大偉
010
073
Misty Island ラテンテイストのボサノバに、心地よいエキゾチカラウンジミュージックがほどよくブレンド。
切替正道
011
074
くつしたの穴 広大な大地を思わせるスケールにクレオール感覚がMIX、ホールオヴソックスとはまさにこの事。
あすなろボーイズ
012
075
LOVE MOONCHILD 堅苦しくないクラシカルなフレーズに耳を傾けてみれば、ほら、やさしい気持ちがやってくるよ。
LAMPUPPA
013
076
Heads in Clouds 美しいメロディー新発見。アンビエントミニマルミュージックがひとときの清涼感を与えてくれる。
モリ川ヒロトー
014
077
SpoonJam2md 軽快なリズムがさわやかな夏の到来を告げる。聞こえるかい?疾走するネオ・クロスオーヴァー。
AKIRA
015
078
226w.46th ST. 耳と体にやさしい正統派JAZZフュージョン。確かなテクニックに支えられた感情豊かなSAX。
園山光博
016
079
銀の糸のつむぎ歌 ケルトの風に乗って、オーボエとフルートが織り成すのはまぎれもない銀の糸。
佐野朋子
017
080
Pop May Day チープでどこかなつかしい、珠玉のPOP玉手箱。スウィートキャラメルミュージックはいかが?
QYPTHONE
018
081
EMOTION Ⅱ 冷たいマシンビートと泣きのギターがエモーショナルに昇華する。インテリジェントな情熱キラリ。
今川ツトム
019
082
MADAMCAR CRASH スパイ映画を思わせる小気味良いアップビートで、MADAM CARは彼方へ消える‥
高塚正
020
083
warp-wet-woods エフェクティブなギターとウィスパーヴォイスが、哀しくもはかない独自の世界を展開していく。
THE SLEEPWALK
021
084
I'm waiting for the Night キュートなボイスと心のこもったシーケンス。しっとりとした中にも熱いほとばしりが見え隠れ。
kinglet
022
085
BUBBLE STAR 宇宙のモンドは泡まみれ。星のコラージュ見え隠れ。宇宙姓名と書いてコスモゾーンと読む。
Thelonious Monkeys
023
086
THE OTHER JET ノスタルジックな悠久のミディアムテンポで、新しくもトラッドな英香の感触に酔ってみるか。
Venus fly catcher
024
087
MANON MA VIE シネマJAZZ風のグッドセンスアレンジは、フレンチの香りであたりを満たすんだ。
岐田稔
025
088
月アカリじょんがらロード 正調ツガル三味線で渡るじょんがらロードは、険しくも月アカリが頼りダス。
横川雅大
026
089
父よ私に神の力をください アマゾン秘儀の村祭りの聖歌を現地録音でダイレクトに伝える。森と大地のメッセージ。
アマゾン南西部、イナウイニ河岸の住民
027
090
お互いに一歩も引かないアグレッシブなサックスとベースによるインプロヴィゼイションの世界。
Son Calligraphie
028
091
BLUE 個性的な音の運びはまさにノンジャンル。16和音奇盤による職人芸もまたノンジャンルだ。
Dioramic Phono Odor
029
092
あわの唄 ナガウタ系三味線がしぼりだす、古来伝来オリエンタルな神の唄。いにしえの言霊に神が宿る。
和完
030
093
宇宙のお祭り日 ファニーヴォイスも光る、アシッドでフォーキーな、極彩お祭りソングでハッピーカーニバル。
N・ゲージ
031
094
scherzare a notte 夜と戯れればラテンの血も騒ぐよね。ラテンパーカッションは女性の腰もうずかせるという事か。
MELAGRANA
032
095
月魚 チェロの多重録音による、メランコリックでマカ不思議な独自の世界観にどっぷり浸れよ。
坂本弘道
033
096
MOON TRIPS (ワンダの店で流れるMD)
ユーシン
034
097
flower waltz (フローラのMD)
Thelonious Monkeys
035
098
Kera-ma-go (クリスのMD)
Thelonious Monkeys
036
099
2001 (サクリファイス・アニマルズがくれるMD)
NANTARA下村


※ 曲名・アーティスト名の表記は『moon』取扱説明書に準拠しています。
※ 1~32がバーン堂で買えるMD。その他4枚はどこかで手に入ります。
※ STRの項にはふたつの番号が振られていますが、
   001から始まる場合と064から始まる場合、両方に対応させました。


【参考】
MDミュージシャンについて① (from moon公式サイト
MDミュージシャンについて② (from FULL MOON さん)



ここから先は、MDの楽曲ではなく、ゲーム中のサントラです。
(曲名は幻のサントラアルバム
を参考にしました)



037(100)~046(109) / 048(111)
冒頭の“フェイク”moonの各場面で流れるチープサウンドです。


047(110)
→ 切替正道『SEASIDE WALKWAY』
シト・ビシャスとアダーの別れの場面で流れます(うろ覚え)。


049(112)
→ 『Clair de Luna /(1:48) プロミス(dreamバージョン)』
おばあちゃんの家で流れる『月の光』(ドビッシュー作曲)と
夢の中で女王と会う際に流れる『プロミス』がつながっています。


050(113)
→ 『Clair de Luna /(1:48) departure(?)』
おばあちゃんの家の外で流れる『月の光』ミュートバージョンと
ロケットで月へ向かう際に流れる曲(曲名不明)がつながっています。


051(114)
→ 『moon castle /(1:26) departure(?) /(4:06) 勇者の孤独(?)』
城の王室で流れる『moon castle』と
バリバリ島へ向かう際に流れる曲(曲名不明)と
勇者が登場する際の曲。ぐちゃぐちゃ。


052(115)
→ 『moon castle /(1:26) departure(?) 』
城の廊下で流れる『moon castle』ミュートバージョンと
再三登場の『departure』(と思われる曲)が混ざってる。
このデータもグチャグチャ。
051もそうですが、ボクは分割して聞いています。


053(116)
→ 『ホーンテッドハウス(?) /(1:19) プロミス』
たしかこの曲はホーンテッドハウスで流れましたよね?(自信ない)
後半は049でも登場した『プロミス』。じゃっかん元気なバージョン。
主人公の家で世界地図を見る時に流れます。普通に名曲。


054(117)
→ 『勇気は死ぬまで斗う~1.勇者の孤独 / 2.勇者 最後の戦い』
曲名には自信がありませんが、勇者がらみの曲です。


055(118)
→ U.M.A.『suisei』
サクリファイス・アニマルズのライヴ・ナンバー。


056(119)
→ 『勇気は死ぬまで斗う~2.勇者 最後の戦い /(1:58) ドガ』
前半の曲名は自信がありません。クライマックスに流れる曲。
後半は『ドガ』、別名『真夜中大学のテーマ』です。
032(095)『月魚』の坂本弘道による曲。


057(120) & 058(121)
→ 『DJサイケ DANCE MIX-Mexican beats-TILT-Celestial body』
057はテクノポリスのクラブスペースで流れ、
058ミュートバージョンはクラブ外のエレベーター前で流れます。
なお、中盤の『TILT』は007(070)と同音源。


059(122)
→ TS MUSIC『TS 2000』
クラブのVIPスペースで流れる。
おそらく002(065)を提供しているイメージソウルのナンバー。


060(123)
→ LAMPUPPA『ポセイドンの子供達』
クラブのVIPスペースで流れる。


061(124)
→ 『KERA-MA-GO(full version) /(5:36) ?/(6:27) プロミス
前半『ケラマーゴ』フルバージョンはエンディングで流れます。
後半は曲名不明ですが、ムツジローの番組で流れるアレです。


062(125)
→ 『Tears of machine(?) / (1:31)All We Need Is Love(?) /
  (3:33)REACH-AIR-BURST』
このデータ、混ざりまくってます。
前半はベーカーのイベントで流れる曲です(あてずっぽ)。泣ける曲です。
中盤は月面で流れる弦楽曲+ハーブ花出現のサウンド。
『REACH-AIR-BURST』はレディ・テクノの部屋で流れるダンスナンバー。
020(083)を提供したTHE SLEEPWALKによる曲。


063(126)
→ 『departure / (02:40)Tears of machine(?) /
  (4:17)KERA-MA-GO(ive version) / (05:50) プロミス~フィナーレ』
このデータも雑然としています。
前半また出たデパーチャー。月の扉をひらこうとする時に流れます。
中盤の『Tears of machine』は062とは別バージョン。
レディ・テクノのイベントで流れたかな、とかすかな記憶があります。
後半のケラマーゴはクラブでのライブ演奏。
最後は月で女王と会う時に流れるプロミスでシメ。


064(127)
→ 『勇気は死ぬまで斗う~2.勇者 最後の戦い /
  (2:00)花たちのかすかなささやき(?) /
  (3:51)ホーンテッドハウス~タナカの一生(?) /
  (5:38)ホーンテッドハウス~パニック(?)

タイトルがわかりません。056とは違う曲です。戦闘中の音楽です。
中盤は、これもタイトルに自信がありませんが、
勇者が初めてアニマルを殺す時(ムツジロー登場時)に流れる曲です。
『ホーンテッドハウス』、これ実は053(116)の続きです。
どんだけ離れてるっちゅうねん。(ボクはつなげました)


065(128)~072(155)
その他、ゲーム中に使用される環境音など。
どのトラックがどの場面に登場するか、あなたにはわかるかな?
ボクは少ししかわかりませんでした。






<おまけ>


『KERA-MA-GO』を歌うクリスちゃんは、この子。
当時12歳だったKrysta Ashley Schulzeちゃんです。
「クリスタ・アシュレイ・シュルツ」という名前からして、おそらくドイツ人。
アメリカ人とかテキトー書いちゃったよゴメン。(9月28日修正)

なお、「シャーリー・クリスタ」という名前だとする説もある。
どっちだかわかんない。

どっちでもいい。
ボクらの中では、彼女は「クリスタ」じゃなくて「クリス」なんだから。。。
(↑ゲームに脳をやられた人の発言)