デクシオ解体のニュースが流れていますね。


3600億円のギリシャ国債を保有しているとか。


50兆円の企業規模でちょっとおかしな数字だけど


実際は10兆円の不良債権が焦げ付いているとのこと。



まず、このデクシオは自治体に融資することで超有名な企業なんだけど



フランスとベルギーの共同出資の銀行と言うところがミソでさ。




なんか不思議だよね。


フランスとベルギーなんて。


でも、鋭い読者なら、わかるでしょ。


ワーテルローの戦い。


ワーテルローはベルギー。


ナポレオンが負けた戦いね。


この時のフランスの国債を叩き売って大もうけしたのが


ロスチャイルド家ね。


そもそも、ベルギーなんて小国がEUの本部があることからして


不思議に思わない。


まあ、社会科の授業では教えないけどね。




ベルギーちゅー国はもともと欧州貴族の国。



知られてないけど世界中に莫大な資産をもってるんだよね。



それはそうとまあ、今回のEUがメタメタになったせいで



ロスチャイルドをはじめとする欧州貴族は辛いとこだろうな。



ご存知、日銀は上場企業で50%は大蔵省が持っているけど


残りの多くは欧州の中央銀行が持っている。


欧州の中央銀行の株主は殆どがロスチャイルド系。



つまり、



こんなに欧州が苦しんでいるのだから、欧州中央銀行の影響力が強い


日銀が勝手な動きがとれるわけがなくてさ。



どちらにしても、欧州が経済的に立ち直るには、通貨安で輸出で稼いで


いくしかない。ワインでもオリーブでも売れるものは売るしかないんでさ。




日本の状況だって、あまり良くないけど、とりあえずは


欧州の火を消さないとね。



円高はそのような意味でもどうしても長期化するしかないでしょう。



これはもう、ある種のコンセンサスというか、



日本の政治家達が無能だといって騒いでなんとかなるレベルではないからね。


残念ながら。



しかし、欧米のこの慢性的な金融危機はどーしょーもねえな。




ヨーロッパはギリシャやスペインのような農業しかなくて


ノーテンキな怠け者国家と通貨を統一したことが大いなる失敗。


イギリスはやっぱ頭がいい。


アメリカは、移民が多く、サービス産業が多すぎ。結局、米国債すりまくって内需と言う名の

消費でGDPを拡大した政策のツケが大きすぎる。

結局、失業率は高く、住宅価格は上がらない。当然、経済は動かない。

日本は米国債90兆円以上あるけど、換金できないっしょ。




まあ、そうやって考えると日本は貯蓄もあるし、それなりに輸出産業もあるし

で安定感はあるんだけどさ。


ただ、人口は減ってきているし、老人も増え始め、

長期の円高で中小企業がおかしなことになりはじめているので

何かのきっかけで、崩れる可能性もあるからね。

そのきっかけを絶対に見逃さないことだね。


ハイパーインフレになったらあっちゅーまだからさ。



特に国債の金利だけは、充分に注意を払ってみないとね。


対岸の火事とはとても思えないからさ。。。