屋久島の全てが大好き-NEC_0017.jpg



何も飾らない
そんな貴方が良い

どんな時でも
優しい眼差し
そんな貴方が良い

畏怖なんて
誰もっていると語る
そんな貴方が良い

大丈夫と語って
涙を流し手を握った
そんな貴方が良い

なにもかもを
さらけだす
そんな貴方が良い

短い間しか居ないのに
大きく受けとめてくれた
そんな貴方が良い

どんなに
その有り難みが
良かったことか
今ようやっと
身に染みています

どんなに
今、ここで
ありがとうと言っても
貴方には届かない
はるか遠くの島に居る
貴方の耳にも
貴方の心にも
届かない

どんなに愛し
貴方を求めても
貴方の目に
貴方の肌に
私の姿や
私の温もりは
届かない

それでも
愛さずには
居られない
貴方という人を
求めずには居られない

その愛が
1人の人として
愛するということなのか
尊敬として
愛するということなのか
今の私には
わからない…

肌が
髪が
貴方のてのひらを通して
伝わってきた
想いを覚えている

人って時には
甘えなきゃダメなんだ

優しくも力強い眼差しで
そう語った貴方が
今はもう
甘えられないほど
遠い島に居る

簡単には会えない
簡単には話せない

甘えたい
会いたいよ
貴方の声を聞かせて

どうして、そんなにも
遠い島に居るのですか?
どおして近くで
見ていてくれないの?

そんな想いばかりが
つのります…


それでも
今の私が最後に
想うのは
出会ってくれて
育ててくれて
《ありがとう》
という気持ちが
大きく暖かな存在に
なっているということ…