弥勒寺は、墨田区立川1丁目、森下駅の近くにあり、御府内88ケ所札所 第46番です
江島杉山神社の祭神である杉山検校のお墓
があります。
江戸の初め、慶長15年(1610)に小石川鷹匠町に創建され、寛永10年(1633)に馬喰町、
元禄2年(1689)に本所二ツ目の現在地に移りました。
新義真言宗の触頭を務め、江戸四ケ寺の
一つとして多くの子院を持ち高い寺格を有していたとのことです。
最初は弥勒菩薩が本尊でしたが、薬師如来に変わりました。
この薬師如来像は、徳川光圀の政策で常陸の寺院が迫害を受けることがあったときに
川に流されたが、像は川をさかのぼっていったとの言われがあり、後に光圀から寄贈され「川上薬師」と呼ばれたとのことです
御府内88ケ所札所 第46番
萬徳山 聖法院 弥勒寺
宗派 真言宗豊山派
本尊 薬師如来
住所 墨田区立川1ー4ー13
扁額
観音聖像(戦争被災者の墓)
昭和20年3月10日の東京大空襲で亡くなった3500有余名の遺骨が納められています。
毎年3月10日に慰霊の法要が営まれているそうです
御朱印