これは過去のこと、


個人病院の先生から
「詳しく検査して大丈夫だったら戻ってこれるから」
「だいたいみんなちゃんと戻ってきてこっちで出産してるよ」

と励ましてもらいしぶしぶ総合病院へ。

電話で予約をしたさい、「今度の月曜日ではなくて来週でもいいですか⁉」
と聞くと
「妊娠糖尿病はリスクがあるので月曜日に」
と。

月曜日に病院へ。

体重と血圧(ちょっと高めだったがギリギリセーフ)をはかり、問診表記入。予約をしていましたが、総合病院ということもあり3時間も待つことに。

そして診察へ。

医師から(糖尿病に関してテレビやネットにも出てくる先生でした)「妊娠糖尿病はリスクがあるからとりあえず入院して血糖値をみてみましよょう」


………えっ?

私「即入院なんですか?入院なんて聞いてません。」

医師「来週の火曜日から3日間入院して大丈夫だったら元の病院に戻っていいよ❗」と言われ、あまりにもビックリして、
私「イヤです。入院なんて聞いてませんし、3才の娘は日中は保育園ですが、送り迎え、夜など私がいないと難しいです」

看護師「旦那さんは?」

私「いや、だから、無理なんです。個人病院では入院なんて聞いてません」

医師「じゃあ、とりあえず入院の予約と説明だけ聞いて、本当に無理なら無理でまた連絡して。だけど妊娠糖尿病は本当に怖いよ。リスクがあるからね、そこは強く言うよ」

と言われてしまい、ビックリして頭が真っ白。その時は赤ちゃんや私の身体より、3才の娘のこと、私が入院してしまったら娘にも旦那にもかなり負担になる。など、今思えば入院せずに私が無理した方が断然二人に負担かけるのに、バカな考えばかり巡っていました。

そして「今週の金曜日、検診(個人病院)なのですが」と伝えると
医師「じゃぁそこの先生にも相談して」
と言われました。


まさかいきなり入院と言われると思わず、帰りの電車ではスマホで検索しては泣き、の繰り返しでかなりメンタルヤバイ妊婦に見えたと思います。滝汗


その日から毎日検索、次の検診までに血糖値を上げない食事、ウォーキングをしました。

入院した方が赤ちゃんには良い、だけど入院は難しい。考えるのはその事ばかり。そんな中、またまた検索していると…
妊娠糖尿病の人がどのように病院での生活をしているのかブログにあり見ることがありました。

自ら血をとり血糖値管理をして記録。病院食もバランスよく糖質(炭水化物は普通にとってましたが)を制限する。

これ、私にもできるじゃん!


と思いすぐさま薬局へ。血糖値を測るもの(本体)と針、チップ。お会計約15000ガーン


でもでもとりあえず入院するまで(入院する気はないけどえー)自分でもちゃんと管理をしないと赤ちゃんにリスクが。

妊娠糖尿病のリスクとは
妊娠糖尿病が胎児へもたらす影響
妊娠糖尿病がお腹の赤ちゃんに与える影響には、次のようなものがあります。
巨大児
生まれたときの体重が4000g以上ある赤ちゃんのことで、体が大きいという以外には目で確認できる異常がない場合を指します。妊娠糖尿病になると胎児にブドウ糖が多く供給されるため、胎児のインスリン分泌量が増え、その影響で巨大児になると考えられています。巨大児だと、お産のときに難産になりやすいだけでなく、出生後に呼吸障害、低血糖、低カルシウム血症、多血症、高ビリルビン血症(新生児黄疸)、心不全症状などを起こすリスクが高くなります。
先天奇形
赤ちゃんが生まれる前の段階で生じる身体的な異常のことです。赤ちゃんの体の器官は妊娠4週頃からつくられ始めるので、妊娠初期の血糖コントロールが悪いと先天奇形が起こりやすくなります。また、血糖コントロールが悪いほど奇形の発生頻度は高くなり、中枢神経系、骨格系、心血管系、腎尿路系、消化器系、耳や口など、さまざまな器官で起こる可能性があります。
子宮内発育遅延(胎児発育遅延)
胎児が十分に育たず、発育が遅れたり止まってしまう状態のことです。胎児発育曲線上で、出生体重が10%以下の胎児を指します。これは、在胎週数が同じ赤ちゃんが100人いた場合に、体重が軽い方から数えて10番目までに入るという意味です。
胎児ジストレス
妊娠中や分娩中に、子宮内の胎児の呼吸や血液の循環機能が障害された状態を言います。以前は「胎児仮死」と呼ばれていましたが、1997年から「胎児ジストレス」に呼び名が変更されました。主な症状には、胎児の一過性頻脈※1、呼吸様運動※2、胎動抑制などがあります。また、慢性的な低酸素状態が続いたことで腎臓への血流が減り、その結果、尿の量が少なくなって羊水の量が減ったり、体の大きさが標準よりも小さくなることもあります。
※1(一過性頻脈)~胎児が体を動かしたときに、一時的に心拍数が多くなること。
※2(呼吸様運動)~胎児が生まれたときのためにする呼吸の練習。
妊娠糖尿病が新生児へもたらす影響
母親が妊娠糖尿病を患っていた場合、出産後の新生児には次のような合併症が見られることがあります。
低血糖症
血糖値が異常に低くなりすぎた状態のことです。母親が妊娠糖尿病の胎児は、ブドウ糖が多く供給されることからインスリンを多く分泌するようになりますが、出生すると同時に母親からのブドウ糖の供給は途絶えます。しかし、赤ちゃんは引き続きインスリンを多く分泌し続けるので、血糖値が下がり過ぎて低血糖症になってしまうのです。
高ビリルビン血症
血液中の「ビリルビン」の量が異常に増えすぎた状態のことです。ビリルビンとは、赤血球の中のヘモグロビンが分解されたときにできる物質で、通常は肝臓に運ばれて便や尿とともに排泄されます。しかし、なんらかの理由で排泄がうまくいかないと、血液中に増えすぎてしまいます。ビリルビンは黄色い色素を持っているため、高ビリルビン血症になると、肌や粘膜が黄色くなる「黄疸(おうだん)」が見られます。低カルシウム血症
血液中の「カルシウム」の量が非常に少なくなった状態のことです。低カルシウム血症でも、ある程度までは症状が出ないこともありますが、筋緊張低下、頻脈、頻呼吸、無呼吸、哺乳不良、神経過敏、テタニー(手足のしびれ、こわばり)、痙攣(けいれん)発作などが起こることがあります。
多血症
血液中の赤血球が多すぎる状態のことです。多血症がひどいと、血液に粘り気が出て濃くなり、毛細血管の血流が悪化してしまうことがあります。その結果、痙攣や脳梗塞、チアノーゼ、無呼吸、哺乳不良、嘔吐、壊死性腸炎、腎静脈血栓、腎不全など、さまざまな症状を招くリスクが高くなります。
妊娠糖尿病は母体だけでなく、胎児や出生後の赤ちゃんにも悪影響を及ぼすことを認識し、妊娠中は予防を心がけましょう。


ということで、調べれば調べる程
「入院した方がいいのではないか」
「とりあえず血糖値を測って様子を見よう」
と揺れていました。