松本 恒雄『電子商取引法』 | 法律大好きのブログ(弁護士村田英幸)

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電子商取引法/勁草書房
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松本 恒雄『電子商取引法』

勁草書房、2013年、本文約489頁。

上記書籍のうち、以下の部分を読みました。

非常に詳しい良い本である。

第1部 総論

第2部 (ビジネスモデル別の)各論

第9章 インターネット通販

1 インターネット通販の実情と取引の特質

コンピュータ用語を定義なしに用いることに疑問を覚えた。その反面、細かい技術的手段の違いにこだわることにも、疑問を覚えた。例えば、契約成立の意思表示の局面で、人間の知覚できない隠し画面・メタタグ・遠隔操作・フィッシング等でない限り、HTLMとSMSとの違いには、法律的には、それほど区別する実益がないと思われる。

2 インターネット通販と契約

 消費者契約法、電子消費者契約法、未成年者取引(民法)

3 インターネット通販の法規制

 特定商取引法、割賦販売法