倒産法の読んだ本(その1) | 法律大好きのブログ(弁護士村田英幸)

法律大好きのブログ(弁護士村田英幸)

役に立つ裁判例の紹介、法律の本の書評です。弁護士経験32年。第二東京弁護士会所属

倒産法の読んだ本(その1)

〔体系書〕

•伊藤眞『破産法・民事再生法』有斐閣(20096月・2版)

破産法・民事再生法について、最も詳しい基本書。頁数が多いので、辞書として参照。

•山本和彦他『倒産法概説』弘文堂(20105月・2版)

倒産法全般の概説書。

倒産実体法・倒産手続法(各種手続)に分けて解説。

•加藤哲夫『破産法』弘文堂(20129月・6版)

破産法プロパーの体系書。

•宗田親彦『破産法概説』慶應大学出版会(200811月・新訂4版)

破産法プロパーの体系書。

•中島弘雅・佐藤鉄男『現代倒産手続法』有斐閣アルマ(20135月)

コンパクトながらも倒産法四法(破産法、民事再生法、会社更生法、特別清算)、私的整理、倒産ADR、国際倒産までカバーする。

内容は簡潔。

•山本和彦『倒産処理法入門』有斐閣(201212月・4版)

倒産四法全てを概観した入門書。

•小林秀之『新・破産から民法がみえる―民法の盲点と破産法入門』日本評論社(20069月)

民訴法学者が破産法と民法・民事執行法との関係を解説。

•小林秀之・齋藤善人『破産法(新・論点講義シリーズ3)』弘文堂(20076月)

破産法についての論点解説。

〔判例集〕

•伊藤・松下編『倒産判例百選』有斐閣(20137月・5版)

旧版と比べて、民事再生の判例を増やしている。

旧版と比べて「倒産と労働関係」「倒産と租税」「私的整理」の章を削っている。

•山本克己・山本和彦・瀬戸英雄編『新破産法の理論と実務』判例タイムズ社(20085月)

破産法の論点を実務家・学者が解説。

•『裁判実務大系 破産法』青林書院

旧破産法について、実務家向けの論点に関する解説。

•園尾隆司ほか編『新・裁判実務大系28破産法』青林書院(20071月)

実務家向けの論点に関する解説。

・『最高裁判例解説(民事編)』(法曹会)

最高裁調査官による解説。

破産法・会社更生法について、民集登載の最高裁判例は全て読んだ。

私は弁護士になってから読んだ。