城西大学 前回大会成績 11位 今大会予想順位 11位
予選会は7位での突破。正直、もう少し上の順位で来るかと思った。
全日本でも目立った活躍はチームとして見せることが出来ず、下馬評を下回る戦いが続いている。
逆に言えば、期待を集めるほどのポテンシャルを秘めているチームということだ。
前回大会はまたもシードを逃したものの、11位という成績自体は決して悪くは無い。
その箱根を走った選手の半数以上が主力として今年も残り、経験値は豊富である。
そんなチームが予選会・全日本と苦しんだ理由として挙げられるのは「柱の不在」になるか。
予選会でも全体的には100位以内で綺麗にまとめたものの、21位でトップだった橋本以外の選手は
ほとんどが80位前後の記録と、伸びを見せることが出来なかった。それは全日本でも同じである。
シード権を目指す上で、はっきりとした強みとなる区間が打ち出せないのはかなり痛い。
となると、あとはいかに「繋ぐ」かに全てがかかっている。
昨年のような、1区2区での出遅れは厳禁。常にシード権を狙える位置を確保して、全員駅伝で勝負したい。
【予想オーダー】
村山-山口-橋本-松村-田村
山本-磯山-吉元-平田-石橋
前述通り、強みになる区間が見当たらないのは痛恨だ。
ただ、どの選手も十分走れる力は持っているだけに全員が力を出し切れればシード権も狙えるはずである。
前回大会は復路で粘るものの、1区2区での出遅れが結局最後まで響いた。
今年はそこをどうするのか?櫛部監督はルーキーの村山を1区、そして山口2区を明言しているとも聞く。
実際全日本ではエース区間を橋本ではなく山口に走らせており、この配置が濃厚なのかもしれない。
山の上下は2年連続田村と山本か。6区は加瀬との噂も有るが、経験者を配置するのがベターだろう。
田村は前回5区7位。今年はロードではやや結果が出ていないが、間違いなくチームの鍵を握る男だ。
期待の村山、そして橋本・田村を含めた往路で良い位置につけられるか。そこがチームの結果を占う。