産後、LDR(分娩室)のベッドの上で最初に思ったことは。。。

「本当に幸せにならないといけないんだ。自分の人生を存分に全うしなきゃ。歓びに溢れた人生を送ってないならそれは違う、それは嘘だ。」
という事だった。

分娩時間約8時間。初産にしては安産だったみたいだけど
安産なんて言わせない!笑

助産師さんいわく、出産は痛みの感じ方も含めて多種多様で個人差も大きいそうだけど。

はっきり言って死ぬかと思った。
痛いって単語しかもちあわせていないから、痛いっていうしかないけど。
痛いなんて言葉では表現できない。
私がもっていた痛いという感覚のキャパを完全に超えていた。

後にも先にも一生出すことがないだろう悲鳴をあげて悶絶し。笑
あまりの痛みに「今から、帝王切開に変更してください!!!」と助産師さんにお願いする始末。。
「順調に進んでますから~。」って、あっさり断られたけど。

死ぬ思いをして産んでくれた母を始め、祖母、曾祖母、全ての地球上の母に対する敬意と。
自分が本当に幸せでなければ、全ての地球上の母に対して、顔をむけられないと思った。

絶叫する私の横で、何度も寝そうになりながらも付き添ってくれたごんちゃん。(旦那)
隣で同じく休んでいるごんちゃん(旦那)につぶやいた。

私「これは一体なんだったんだろうか??死ぬかと思ったよ。テレビでやってる出産シーンは、ホントにやばいとこは映してないんだね。」

ごんちゃん「地球で生きるって、あれだけのことなんだな。あれだけ重みがあるというかなんというか。。。。すごいな。」

私「そっか。。。そういうことか。」

この世のものとは思えない地獄のような苦しみの後に。
飛び出てきた赤ちゃん。
その瞬間、とめどなく涙があふれ。「ありがとう」とつぶやいていた私。
苦しみを闇とし、喜びを光とするなら。
出産には、光と闇が同時に存在していた。
生きるってそういうことか~と思った。

今だって充分幸せだけど。
もっともっと幸せになろう。自分に与えられた人生を存分に生きようと思う。