世界は日本人を尊敬しても日本を信用しない。

この言葉は、昨日のダイヤモンドオンラインに掲載された
安藤茂彌さんの【シリコンバレーで考える　安藤茂彌 】からの引用です。

今回の大災害で、被災地の皆様そして、それを応援するほかの地域の皆さんの行動は
世界中から賞賛を浴びています。

但し、政府がこれまで取ってきた行動は、外から見ていてあきれ返るばかり。

地震は避ける事のできない天災です。
でも、原発の被害は明らかに人災です。

あれだけ危険な物を保有していると言う危機管理が欠如していると思えてなりません。


更に原発事故が起った当初、アメリカの専門家が協力を求めてきたのを、
原子炉を廃棄する方向の提案だったので、拒否したとうわさされています。

また、安藤さんのコラムの中では、東電がIAEA（国際原子力機関）の支援を断ったとも
報じられています。

後手後手に回った爆発に対する対処を見ていると、それが現実のような気がします。


外から見ていると本当に本当に日本の政府のやり方はおかしい。



今回の大地震で日本人の素晴らしさは世界中に知れ渡りました。
その、一方で、政府の無能さも世界中に知れ渡ってしまいました。


一日も早い日本の経済復興を祈っています。