コルミュの夏公演の日付決定したね

行きたい!けど脚本と演出が同じ人ってどういうことwwww

・・・予想は何となくしてたけどさ、同じって


各所で感想見たりしてたから(主に2ちゃんメインに)脚本と演出に不安大


金やんのキャストは変わるけど本物率は初演以上がいいな・・・同じくらいのレベルでもいい

あまりに残念なのは嫌だぜ






前回のサウダージ(7) から結構日にちが進んでます







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セミファイナルまで残り3日、律のいない星奏学院メンバーの弦楽四重奏の4人は良く頑張っていると律は思っていた。何よりも、かなでの成長だ。

東金から“演奏に花が無い”と言われて己の音楽に色々悩んでいたかなでだが、ここ数日の練習でかなでの演奏技術自体にも磨きがかかっている。が、響也にも何かがあったのか様子がおかしい……と思う。

今回は演奏する側じゃないから4人を傍で見守ることしか出来なかった、ドクターストップの影響もあって長時間弾く事が出来ないヴァイオリンを律は眺めていた。

そんな昼休みの事、かなでの様子がいつもと違う事に律は気付いた。


「小日向」

「あ!りっちゃん、どうしたの?」

「いや…どうもしないんだが、お前の様子が少し違うと思って」

「そっそう?」

「鈍感なオケ部部長は相変わらずだな、我が親友は昼休み前とは少し違うぞ?」

「もっもうニア!練習行ってきます!」


かなでは頬を僅かに染めるとヴァイオリンケースを持って菩提樹寮(リンデンホール)をバタバタと出て行った。

律はその姿を見てきっとかなでには今日、特別な約束があるのだろうと思った。

いつも付けていない髪飾りが付いていると気付いたのは昼休みを過ぎて相当経った頃だった。

そして夕方になり下校時間になって律は菩提樹寮へと帰宅していた。

学校の中に入れば聞こえてくる今度のセミファイナルで弾く予定であろう、弦楽四重奏の音。

1stとしてのかなでの音は日に日に上手く、華やかになっている。

今日は放課後に予定があってかなでのいない菩提樹寮は少しだけ寂しい感じがした、いつもいるかなでの自室に置いてあるのはヴァイオリンのみ。


「小日向……」


お前も、もしかしたら誰かに恋をしているのか?……も?

律は無意識にかなで“も”恋をしていると仮定した状態で考えている事に気付いた。

かなでは律に自分の恋愛話について話した事は今まで無かったのに。

どうしてこう思ったのか自分でも分からなかった。

そして時間は過ぎ昼間の晴れが嘘のようにポツ、ポツ、と降り出した雨は暫くしたら本格的に降り始めていた。

夜も近くなって雨も降り出して相当経つがかなではまだ帰ってこない。律は窓の外を静かに見ていた。


「如月、何をしてる」

「東金か…外を見ている」


いつも騒がしいラウンジだが今は律と東金の姿しかない、他の面々は食堂にいるのかそれぞれの自室にいるのか。ラウンジの外にある椅子にいつも寝そべっている土岐もこの雨で姿は無い。

正真正銘の2人だ。


「俺に何か用だろう―――」

「如月、隠しても気付いてるんだよ」


再び窓から外を見ようとしていた律を向けさせないようにとするように、東金は律を己の腕の中へと招きいれて抱きしめた。

それも、強く。


「と、東金!何を!それに隠すって、俺は何も」

「だからその嘘はもう気付いてる―――お前が本当は女って事を俺は知っている」

「っ!」


何故、何故この男は自分の正体を知っている。

かなでとも最近良く話している東金だが、かなでが東金に律の重大秘密を話すようには思わない。響也だって言うはずがない。


「2年前から……初めて会った時から妙な感じはしていた。確信したのは最近だが」

「………」

「2年前から、お前をずっと見ていた」

「とう、がね」

「お前が悲しそうな瞳で榊を見ているのも気付いた、だが俺は――――」


雨が二人を包んでいるのはこの二人だけでは無かった。

待ち合わせに来ていたかなでも、かなでを強く抱きしめていた青年も雨に包まれていた。


「何故、いるんだ…何でこんな所にいるんだ。君はいるはずがない待ってるはずない。僕が本当に来るかどうも分からないってのに…待つ理由がないじゃないかこんなの…」

「……信じていたから、信じていたからずっと待ってました」

「信じていたって…僕なんかを信じるなんて…君は馬鹿だ…僕はただ、君に恋をするフリをしているだけなのに、それでも待ってるなんてどうかしてるよ…」

「…私も…そう思うよ」

「小日向さん…小日向さん……僕を許してくれなくていい、どんなに怒ってもいいから…僕を…嫌いにならないで」

(なれない…なれないよ……天宮さん。嫌いになんて、なれないよ)


雨はまだ、降り止まない


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千→律ルート来ましたよヽ(゜▽、゜)ノ

っていうより千秋さん律の事を観察しすぎですwwww

そしてかなでがちゃくちゃくとルートを進めているのは天宮です

最初は火積にしようかと思ったけど千秋が律を抱きしめるシーンが書きたくて

それにリンクしてるな!と勝手に感づいたのが天宮ルートだったんだ


天宮も天宮ルートも大好きだよ( ̄▽ ̄)=3

ベタだっていいじゃないか



火積=俺の嫁 天宮=俺の婿

そして火積は最萌え


次の次あたりでセミファイナル編終了かな・・・