また勧められて、フォースの覚醒を 見ました。








自分の 評価基準は まず話(ストーリー)。

ジャンルなど 自分好みの映画でなくても、よくできた話は 何かひきつけるものがあります。

これ、例外は・・・ほとんどないと思います。
多分、これは 漫画家、映画監督、小説家・・・ 同じこと 言うと思う。(ぅん、多分。)



映像がいい、最新のCG技術(また特撮)、アイディアや かっこいいメカ、凝った構図の映像、
どれも 映像に 必要な要素だと思いますが、 それは 2次的、3次的要素であって

いい映画”ストーリー”とは 全く関係がない。 それは スパイス、みたいなものです。




スターウォーズは 好きな映画ですが、新作には 期待はしていなかったので 見る気はありませんでした。


で、見た感想ですが、

まず、新キャラの バックストーリーが 何も、感じられない。

まず 寝返った黒人。  あの演技など、 あれでは 

帝国の兵士とは思えない。


さらってこられた=過酷な教育、訓練、適性検査・・・宇宙の果ての銀河の住民がどんな

技術があるのかわかりませんがw 数々の惑星を破壊する技術のある星人です、

高度な教育、洗脳技術があると思われます。


しかし あれは ただ、違和感しかない。 黒人のバックスト-リー、

裏の設定があるとは思えない。(ただの ちゃらちゃらした、アメリカ黒人にしか見えません・・・。)


SW4、5、6の 帝国軍兵士たちを 想像、理解していれば、何故、あのような ちゃらい性格の黒人兵士が育つのか・・・ 

かなり理解に 苦しみます。



似たような展開で アメリカテレビドラマ スターゲイトSG1の ティルクという、奴隷戦士があります。



ゴアウルドという、人間の脳に寄生して支配する、原始的生命体が 主な敵で、 

それが 地球にまで魔の手を伸ばしてくる。

SG1は それを調査し、時には 戦うという、特別編成チームで、 そのチームが 

ある話で 捕虜となり、一か八かで 主人公SG1隊長 ジャックは その場にいる

 ゴアウルドの奴隷戦士、部隊長のティルクを 口説くという、行動に出る。 



「俺たちが必ずお前たちの 支配されている星を解放してやる」と。

ゴアウルドに 心だけは服従していなかった ティルクは その言葉に(賭けるかのように)信じて、

ゴアウルドを 裏切ります。

あれは あのキャラに なにか含み”哀愁など”、バックストーリーを感じる、エピソード、

演技などあって 全く違和感はない。

フォースの覚醒は、 事の起こり、初期設定で 見てる者に 

疑問符をつけさせ、完全につまずいてるのだ。



~ハンソロの、死。~

なんの ストーリー的盛り上がりもなく、いきなり刺されて死亡は ひどすぎる。



ハンソロは 前作では主人公的扱いの 重要なキャラです。 

映画を見た人は そのかっこよさに 特別な思い入れのあるキャラでしょう。


監督は あれでクライマックスを 盛り上げてるつもりかもしれないが、

あれでは 日本の同人誌か、アンソロジー本レベルの短絡的内容だ。

新人監督なのかな?調べる気ないから 検索はしてませんが、素人レベルを感じる。


ユーチューバーの動画、または 日本の同人誌、どこぞのアンソロジー本なら 
あれでOKです。全く問題ないでしょう、(よくがんばりました、って 感じでしょうか。)


けれど 世界中の、万人に 見せる、金を取る映画、ましてや あの、ディズニーでしょ? 

見る人の、目のレベルが違います。


 「 ・・・・・・。」 


スターウォーズを愛しているからこそ、ちゃらい娘が いきなりフォースを 
使い出したりと、(「・・・ぇっ?」っていうような、超違和感!)

超ご都合な・・・ブーイングレベルの映画だ。

2度は 見ない使い捨て映画、・・・駄作としかいいようがない。



ストーリーが 作れない監督だからこそ、その・・・全員が ただ ちゃらいやり取り、

ワンパターンな戦闘シーン、・・・小手先のことだけで 盛り上げる、手段しかない、

出来ない、といった印象を 僕は受けた。

話は 退屈で、まったくもって、つまらない。(=映画、内容に 入っていけない。)
ていうか、その盛り上がる 展開がないでしょう?? アクション、動きばかりで・・・


うろ覚えですが、ルーカスが語った話で SW4、5、6 は 大昔流行った

戯曲のプロット”起承転結、事件や転換点の話”に そのまま 

宇宙戦争、スターウォーズを 当てはめた、 だから 完成しきったストーリーなのだ、
というような話を 脚本家、亡きシド フィールドの本で 読んだことがあります。

実際、過去のスターウォーズは 数々の スト-リーでの 劇的もり上がりがあった。

4では 正義の完全勝利、 

 

5では 主人公ルークの苦難、絶望へ 

 

6では それを乗り越えた覚醒へ・・・

4では 話の基本的設定部分にもあたり、 5で これでもか、というほど 見るものを

ハラハラ、ラストは 最悪なバットエンドとも言える見る者を 絶望させる展開へ導き、

6で その宿命、運命、苦難を乗り越えた (心の)成長した主人公が決着、解決に

向かうため、最後の決戦が始まる・・・という、

実によく出来た 壮大な 感動的、超大作映画であります。


これに相当するものを創るには 相当の覚悟がないと いいものは出来ないと思う。



ていうか、”xx企業の金儲けの為に?”もぅ 創るな。w

レxプ的なものは こっちは見たくないんだから・・・。


スターウォーズは もう過去のもの、よって ・・・終了です。



・・・汚すんじゃない!! これが スターウォーズファンの思いだ。





この2人のヒーロー、ヒロインの年老いた姿も、見たくなかった・・・。
やるなら、そっくりさんの役者か、CG、特殊メイクで対応してほしいところです。