人の言葉を自分の言葉にするルール | 日本ボディーケア学院日記

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「谷口さんの今日のお話、とても素晴らしいです。

私のメルマガで使ってもいいですか?」


と、時々メールを頂く事があります。


全く問題ありません。ガンガン使ってください。

私の経験がお役に立つのならとても嬉しいです。


また、特に私の断りを入れる必要もありません。

どうぞ、勝手に使ってくださって結構です。


しかし・・・


一つだけ注意してほしい事があるのです。


それは「この言葉は、谷口光利という人が、おっしゃっていたのですが・・・」

と、出典先を明確にして欲しいという事です。


これは「谷口を宣伝をしてください」

とか、


「谷口の言葉を勝手に使わないで下さい」

という意味ではありません。


あなたのためです。


言葉や情報の出典を明確にするというルールを

自分の中に作る事が必要だと私は常々思っています。


それを自分の中のルールにしておかず、

人の意見を自分の意見のように発信していると、


いつの間にか、人の意見を自分が発信しているような錯覚に陥り、

実体験から得たものではない人の意見、

共感しただけの人の意見が、


いつの間にか、自分の実体験から出た意見のように

思い始めてしまう、へんな癖がついてしまうのです。


結構、こういう人は多いです。

なんちゃってセラピストにも、

こういう人がいます。


人生論や人生哲学くらいなら、

まぁ、人まねでもいいかな~と、思いますが、


健康や、美容に関しては、

人の考えや、言葉を勝手に自分が考えた事のように言うのは、

とても危険です。


自分で裏を取って、自分も実体験してから、

言葉にするのならいいのですが、


そうでない場合は、人まねの言葉に対して、

また、それを聞いた人から質問を受けた時、

正確な返答が出来なくなるからです。


そこで「すいません!これは●●さんから聞いた事なので、

それについて詳しい事は分かりません、ごめんなさい!」

と、言えればいいのですが、


それが言えなければ、

結局、適当な回答をしなければならなくなるのです。


そして、それが大きな問題に発生する事があるからです。


人の意見や考えを自分のものにするためにも、

メールやブログ、facebookに書き込む事はとてもいい事だと思いますが、


人の言葉は自分の言葉になったような錯覚が起きないように、

自分の中にしっかりとしたルールを作る事はとても大事です。



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