昨日、TPPのお話をしましたが、TPPに参加する、参加しないに関わらず、
今後、日本はどんどん外国に向けて今まで以上にオープンになって行かなければ、
日本の繁栄はないのではないかと感じています。
そのためにも、これからは私達も日本人だけではなく、海外の人達とも、
今まで以上に積極的に交流をしていかなければならなくなるでしょう。
では、今後、海外の方達と交流してゆくうえで、
今、一番、準備しなければならない事は何だと思いますか?
「まずは英語が話せるようになる事だ!」
という声が聞こえてきそうですが、それより大事な事があるのです。
それは、日本の事を今一度、しっかり学んでおくという事です。
これは私の経験ですが、
海外で、外国人と友達になったら、最初によく聞かれる事があります。
それは・・・
「あなたの住んでいる街の人口は?」
です。
私の住んでいる街の人口を聞き、
それを自分の住んでいる街の人口と比べて、
「あなたの街は大きいね!」とか「小さいね」
と、言って話がはずみだすのです。
ところで、あなたはあなたの住んでいる街の人口を知っていますか?
街といっても、東京に住んでいる人は東京都の人口。
大阪に住んでいる人は、大阪市の人口でいいと思います。
それを英語ではなくても、数字で伝える事ができればOKです。
私はいつもちゃんと英語で答えられないので紙に書いて伝えています。
また「日本の人はなぜ、よく働くの?」
とか、日本の社会の仕組みについて聞かれる事がよくあります。
それを例え流暢な英語で答える事ができなくても、全く問題ないです。
また、それが正しくなかったとしても、
自分なりの意見を一生懸命伝える事が必要なのです。
今後、日本が今までのように繁栄して行くためには、
海外の人達との交流が必要です。
その時、私達が出会った海外の人達が、日本に少しでも多く関心を持ってくれるよう、
私達も努力しなければなりません。
そのためにも、今一度、あなたの住んでいる街、
あなたが住んでいるこの日本について学んでおく必要があると、
私は強く感じています。
結構、日本の事を知っている海外の人は多いです。
日本の今の状況や、日本の社会の仕組みなどを知りたいと思っている人が
とても多いと言う事を知っておいてください。
海外の人と交流する時、英語より大事な事は、
自分の国の事をよく知っておく事です。