しんちゃんは、大人が観ても思わずウルっときてしまういい話が多い。
僕が以前住んでいた富山にはテレビ朝日の系列局がなく、しんちゃんやドラえもんなどは僕がいた日本テレビ系列の局で平日の夕方に放送していた。
僕が担当していた情報番組はそのあとに放送だったので、本社前でオープニング中継のスタンバイをしているとモニターにはしんちゃんが映っていた。
夏の蒸し暑い日も、冬の大雪の日も、しんちゃん一家は画面の中で楽しそうに笑っていた。
物語の舞台が埼玉県春日部市ということもあり、テレ玉で仕事をしていた時はニュースなどで話題にのぼることも多かった。
今回借りてきた「爆発!温泉わくわく大決戦」にも、春日部だけでなく秩父や大宮などたくさんの埼玉の街が登場。
作者の臼井儀人さんも声の出演をしている。
これほどまで春日部を、埼玉を愛し、貢献し、皆から支持された人はいただろうか。
臼井さん、ありがとうございました。
どうぞ安らかに。