ワシントン・ナショナルズは現地16日、オークランド・アスレチックスとのトレードを実施。
右腕ライアン・マドソンと左腕ショーン・ドゥーリトルの両リリーフ投手を獲得し、見返りとして右腕ブレーク・トライネン投手とマイナーの若手有望株2人を放出した。
ナショナルズは前日時点で54勝36敗、ナ・リーグ東地区にて2位に9.5ゲーム差の首位と独走しているが、ブルペンの防御率は5.34とメジャーワーストだった。
36歳のマドソンは今季、40試合に投げて2勝4敗1セーブ、防御率2.06の好成績。
特にここ13試合は14イニングを投げて12奪三振、無四球、1失点と好調だった。
30歳のドゥーリトルは23試合の登板で1勝0敗3セーブ、防御率3.38。
今季は左打者に23打数0安打、12奪三振と1本もヒットを許しておらず、四球も与えていない。
29歳のトライネンは今季こそ37試合の登板で0勝2敗3セーブ、防御率5.73と今ひとつだが、2014年のメジャーデビューから通算185試合に投げて8勝11敗4セーブ、防御率3.39の成績を残している。
なおアスレチックスに放出された2人の若手は、2016年のドラフト2巡指名のシェルドン・ニース三塁手と、同3巡指名の左腕ヘスス・ラザルド投手だった。