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強風の中、ディズニーランドへ

本当に、昨日はひどい強風、台風並みでした!
昨日は早めに帰宅し
東西線浦安駅に着くと
タクシー乗り場もバス乗り場も
長蛇の列、列、列・・・・。
何でも京葉線(舞浜・新浦安方面)が運転停止のため
同じ浦安地区の駅の東西線浦安駅に人が集中したらしい!

幸い自宅は駅から歩いて15分程度の
場所なので風に煽られながら歩いていると

前の方を辛そうに歩いている4人の家族連れが・・。
どうやら、春休みでディズニーランドに遊びに来た
観光客
みたいだ。

タクシー待つのをあきらめ歩きで向かっているようだった。
お父さんは何やら泊まるホテルに連絡を取りながら
道順を聞いてる様子。

ここからの歩きだと、40分以上・・この雨風だと50分以上・・。
しかも子供連れだとそれ以上・・・!
不安そうな顔をして歩いていた。

何だかかわいそうなので声をかけてみた。
父親は一生懸命、携帯片手に忙しそうに話をしていたので
奥さんの方に
「タクシー乗れなかったんですか?」
すると母親が
「先ほど、宅配の人に聞いたら徒歩30分くらいと言われたんで」
と言う。
私は「30分以上かかりますよ!」
「もしなんなら、家すぐそこなんで車で送ってあげましょうか?」
と言った。
すると一瞬ためらい
「えっ!大丈夫です、何とか歩いてみます。」
と言った。
私は何だかおせっかいで親切の無理強い
と思われるのが嫌だったので
「では気をつけて行って下さいね!ここの道をずっとまっすぐ行くといいですよ!」
といってその場を後にした。

風に煽られながら歩いていく家族の後ろ姿を見送りながら
向こうの家族も私の方を振り返り見たりして歩いていった。

しかし、その場を後にして家に着いてもどうも気がかりで
どう考えても、この状況下であの距離を子供連れで行くのは無茶だよな~。
途中、橋もあって渡るにはこの強風、危ないし・・・。
今からでも行って送ってあげよか・・どうしよう・・・。
家に着くなり、かみさんにその事を話すと
「気になるんだったら今からでも行って送ってあげた方がいいよ」
「大変だよこの雨風の状況で、特に小さい子には・・・・・。」

「そうだよな・・・、よし行ってくる」

車を走らせこのあたり歩いているんじゃないか
と探してみると、案の定、折れた傘をさしながら
びしょぬれになって歩いている。
通りかかるタクシーに手を挙げていた・・。
タクシーは止まってくれない様子・・。
この調子だとまだあと40分以上かかる距離

せっかくディズニーランド楽しみに来たのに
これじゃ子供なんか熱でちゃうし、風邪ひいちゃう。

私は反対側の車線に車を停めて、道の向こう側を歩いている
その家族に手を振って呼び止めた。

すると、母親が驚いた表情で私に気がついた
父親が「すみません、ホントにいいんですか?」
と言った。
「困った時はお互い様ですよ」
といって車に案内した。

車に乗せると、関西の方のイントネーションで
「いや~ほんと助かります、見ず知らずの人にこんな・・・。」
「ほんとこんないい人おるんやな~」

と言いながら何だかとても気を使っている様子。

あまり気を使わしても悪いので
「いや~僕も最初に声かけた時、もっとちゃんと言って多少
強引にでもすぐ車に乗せてあげたらよかったんだけど・・。」
「かみさんに言ったら、何で送ってあげなかったの・・・・?
と怒られたんですよ~」

と言っておいた。

ホテルの玄関まで送ってあげて
「では!明日はディズニー楽しんでくださいね!」
と言った。
すると
「ホンマ助かりましたわ、あの後そのまま歩き続けていたら
どうなっていた事か・・・。ありがとうございます。ホント見ず知らずの方に
ほんとありがとうございます」

と何度も言われた。
車降りてからも「奥さんにもよろしくお伝えください、ほんとありがとうございました。」
ホテルの玄関先で従業員の方に
「あの見ず知らずの方に・・・・。」
と話している声を聞きながらその場を後にして、自宅に帰りました。
そんな、大したことしてないのに、あそこまで言われると気がひけた。
困っている人には当然の事をしただけなんだけど・・。
震災以降、そういう意識が・・再確認されてきたと思う。

何だかホッとしました。
あのままだと無事着いたのかどうなのか・・・、
気になってしょうがなかったと思った。

家に帰るとかみさんが
「どうだった!会えた?」
と聞いてきた。
「おう!ちゃんとあえてホテルまで送ったよ!」
「よかった~、安心した~。」


今日はは晴れてよかったです。
あの家族も、楽しい休日になったはず。