横山信治の人生相談

横山信治の人生相談

これまで2万人以上のビジネスパーソンと接し、3000人以上の面接に立ち会い、1000人以上の部下の相談に乗ってきた横山信治が、多くの人の悩みに答えるサイト

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私は自分で言うのも恥ずかしいですが、
 温厚で、日頃、ほとんど怒ったりすることがありません。

 そんな私がつい「イラッ!」とすることがあります。
 それは、
 スーパーのレジで、前の人の支払いがもたついた時です。

 支払の段になって、カバンから財布を取り出し、
 ゆっくりした動作で小銭を1枚、1枚レジの前の
 皿においていくシーン。

 そして、小銭が足りず、おいた小銭をすべて回収し、
 財布から千円札を取り出し、こちらで、と交換するシーン。

 「最初から千円札出しておけよ!」とツッコミたくなります。

 やっと自分の順番になったかと思いきや、
 先ほどの御仁が、駐車券を持って戻ってきて、
 「ハンコお願いします」
 私のイライラはマックス!!!(笑)

 また、たくさん人が並んでいるにもかかわらず、
 ゆっくりした動作で、バーコードをとおすレジ係の人にも
 「イラッ!」とします。

 こんな些細なことに「イラッ!」とする自分にまた「イラッ!」と
 します。

 時間にすればほんのわずか。
 1日の中で、自分自身がもっと無駄な時間をいっぱい使っている。
 にもかかわらず、人が自分の時間を奪うと「イラッ!」とする。

 なんて我儘な生き物だろう。

 十分反省し、動作の遅いレジ係の人を、年老いた自分の母親だと
 思うようにしました。


 母親が孫にプレゼントを買うために、
 慣れないレジのアルバイトをしているのだと思うように。

 すると不思議と、レジ係の人が少々のミスをしても、
 「まあいいか!」と思えるようになりました。

 そもそも、この記事を書くきっかけは、
 先日の渋谷での出来事。

 私は2階からエレベーターに乗り、3階のボタンを押しました。
 すると先に乗っていた5~6人の視線が私に集まりました。

 3階で扉が開き下りていく私の背中に、
 「1階ぐらい、階段で行けよ!」の声が聞こえました。

 もちろん、声は空想です。
 声は日頃、私が「イラッ!」とした時に発する心の声です

 昨日、打合せの会社に行くのに階段が見当たらず、
 やむなくエレベーターに乗りました。

 私が「イラッ!」としている相手にも言い分があります
 
 いつも本に書いていること、
 いつも講演で話していること、

 それは「相手の立場になって考える」

 でも、自分の言い訳はするけど、
 相手の言い分を聞こうとしない


 そんなことを考えさせられた出来事でした。

 みなさん、健康のためにも、1階ぐらいは階段を昇りましょう。
 但し、熱中症には御用心!


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 成功法則と強運になる方法
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  今日の強運の法則は
  
 「感情でジャッジ「NG」の法則」です。

 先ほど、私のつい「イラッ!」とする恥ずかしい話をしました。
 「イラッ!」としたり、怒ったりするのは感情ですから
 コントロールできません。

 感情はコントロール出来ないので、そのままでも構いません。
 但し、感情に任せたジャッジは「運」が逃げていきます。

 怒りの感情のまま発する言葉は、毒が混じります。
 わかりやすく言えば、
 怒りの感情で発するとき、
 相手が一番傷つく事を言ってしまうのです。

 言った人間は怒りの頂点にきているので、
 言った時点では気持ちが晴れるかも知れません。

 一番傷つく事を言われた相手はどうでしょう。
 とても悲しい感情になります。

 人間は、感情の度合いが高いほど記憶に残ります。
 ほとんどの事は忘れますが、
 感情の伴った記憶は消えないのです。

 そうすると相手にマイナスの記憶を植え付けることになり
 この因果がいずれ自分に返ってきます。

 幸運はプラスの感情を与える人のところのやってきます。
 
 怒りや不安があるときは、
 感情をそのままにして、
 けっしてジャッジしないで下さい。

 不安や怒りの感情の中で正しい判断は出来ないです。

 出来れば嬉しい感情の中で暮らしたいものです。

 みなさまの幸せをお祈りしています。