第1回鈴木啓示「草魂カップ」少年軟式野球大会 | さかべ武美のブログ

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鈴木啓示氏が挨拶  第1回草魂カップ

 

鈴木啓示氏が始球式










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西脇市が生んだプロ野球317勝の大投手・鈴木啓示氏。氏の名前を冠にした1回鈴木啓示「草魂カップ」少年軟式野球大会の開会式が21日、西脇公園野球場で開かれ、鈴木啓示氏をはじめ片山象三西脇市長、林晴信市議会議長、藤井比早之衆議院議員、内藤兵衛県会議員、三崎紀男教育長、丸山隆義体育協会長、吉岡猛逸神戸新聞北播総局長、和田裕司スポーツニッポン報道部次長、ダイワマルエス筒井剛史氏、市議会議員など多くの来賓の出席のもと北播磨地区(三木、小野、加西、加東、西脇、多可)から少年野球30チームが参加して行われました。

藤井良己西脇軟式野球協会長の歓迎あいさつの後、鈴木啓示氏が選手たちに3つの伝えたいこととして①練習が大切である。練習をしっかりやれば不可能が可能になる②野球は目でするもの、学校と同じで先生・相手の目を見て話を聴く。③野球ができるのは試合ができる球場があったり、教えてくれる人がいたり、お父さんお母さんが応援してくれているからできる。感謝の気持ちを忘れないことと語りかけました。

西脇野球スポーツ少年団主将・鐘搗啓介君の力強い選手宣誓の後、始球式は鈴木啓示氏が務められ、「久しぶりだから心配したわ」といいながら現役時代と変わらないサウスポーからのフォームで見事内角低めに投げられました。マウンドにいた投手や球を受けたキャッチャー、バッターにも握手と声をかけられ、子供たちは一生の思い出になったことでしょう。

開会式の後、雨のため1回戦の半分が消化できず、決勝は28日になりました。

なぜ、草魂カップを開催することになったかと言いますと、講演会で帰郷していただいたりしたことはあったものの、317勝の大投手を顕彰させていただく場がありませんでした。

今後、たぶん300勝投手は出ないだろうといわれており、鈴木選手の偉大さをもっと広く知っていただくためにも少年野球を開催しようと決めたのでした。

本来ならば、市の事業として開催してもしかりなのですが、スポーツを主としたNPO「シャイン」が立ち上がったこともあって、軟式野球協会を主に市民主体で進めてきました。

実は、私も議員になる前から事務局の裏方として関わっていて、何度も鈴木氏と調整し、本来なら、もう少し暖かい時期に開催したかったのですが、調整がつかず、鈴木氏が名球会でハワイから帰られた後の3日間になってしまいました。来年からは、もう少し早くしたいと思っています。


ご存知かもしれませんが、西脇市からは多くのプロ野球選手を輩出しています。鈴木氏のほか、元ヤクルトの丸山完二氏、藤原真氏、現オリックス監督の森脇浩司氏、DeNA柳田殖生氏など10名以上おられます。

少年スポーツの振興と野球のまち西脇を広くアピールするとともに、地域に活力を与え、さらには、子供たちにプロ野球への夢を育む交流の場となればと思っています。

鈴木氏には車で各会場を周っていただきました。車中、現役時代の思い出や裏話など気さくにお話をしていただき、また各会場では、気軽にサインに応じていただいたり、試合前の子供やコーチにミニ講演会をされるなど、本当にありがたく感じました。

内緒ですが、22日のお昼は鈴木選手とNPOの竹本氏、北播少年野球連盟の中西氏、私の4人で鈴木氏が贔屓されている滝野の老舗のラーメンを食べに行きました。なんと濃い口(醤油の濃口ではありませんよ。スープを作るときに上に溜まる、どろどろとしたエキスの塊のようなもの。これが本当においしいんです。)を3杯も食べられたんです。本当は5杯は大丈夫とか。

28日が準決勝・決勝です。お忙しい中、鈴木氏も出席していただき、鈴木氏から寄贈していただいた大トロフィやカップが手渡されます。本当に感謝申し上げます。