ずっと、訪問リハビリが出来ないかと探していたら・・・
訪問歯科の方が「うちの会社は在宅リハビリがあるよ」と教えてくれた。
もっと早く調べておけば良かったと思った
早速、在宅リハビリの方へ電話を入れてお試しで来てもらうことになった
距離も問題ないようで安心した。
朝の9時から、ちょっと早い時間だが私は浮き浮き息子はドキドキ
初めての在宅でのリハビリを待っていた。
男性のPTさんと看護師さんふたりで来られた
とても感じが良い方で私も息子も一度で気に入ってしまった
まずは、ストレッチをして息子の身体の状態を確認しながらスキンシップされていた。
ヒップアップや腹筋をして立位の訓練。バランスが崩れて傾く・・・
そして、車椅子への移乗をして平行棒で歩行の訓練をした
一回目はガチガチで上手く歩けない二回目もまだ緊張が取れない
三回目で何とか・・・「メンタルの問題ですね」と言われた。
体重移動が出来ていないので、階段の所へ行き左足を上げて力を入れる訓練をした。
平行棒でも両手を使って歩いたり、後ろ向きに歩いたり、横歩きなど教えてくれた。
息子よりも重度の麻痺の方でもやっている訓練だそうだ
いつも父親が麻痺が強い左足を「上げろ、上げろ」と言って怒っている。
怒るから余計に上がらない
目標を目の前に置いて、「これを跨いで」と声をかけながらやるといいようだ。
私も息子も満足して「また、お願いします」と言ったのはいいが・・・
問題がひとつあった
在宅リハビリをお願いするには、現在来てもらっている訪問看護を断らなければいけない
訪問看護が重複できないのだ。訪看さんが心配していた通りだった
息子が一番心を開いている訪問看護師さん断ることは出来ない
でも、在宅リハビリは必要だ。
息子のことを「四点杖で歩けるようになるでしょう」と言ってくれた。
息子が鍛えなければいけない箇所もきちんと解ってくれている。
在宅リハビリをお願い出来る方法はひとつ。実費でやってもらうこと。
まだ、その患者はいないから我が家が初めてになるらしい・・・
何かひとつ得るにはひとつを犠牲にしなければいけない・・・なんて矛盾しているのだろう