「いきなり何や!」って思ったかもしれんが、パソコンなしではfqtは成立しない。俺がパソコンと出会ったのは小1の頃。でも、本格的に使いだしたのは小5から。だから、そのことを書く。

小5の時の担任はI先生。金谷小から来たばかりやった。俳優の岡田・・・て人にそっくりや。30代の若い先生やった。その先生はパソコン好きで、授業のほとんどはパソコン室でやっていた。朝のHRもパソコン室で。毎朝10分間タイピングソフトをやらされた。だけど、俺は(勉強はクラストップだけど)タイプはあんまり上手くならなかった。クラスの順位でも、7位か8位くらい。ブラインドタッチなんてできるわけがない。今の俺からすれば、ありえない話だけどね(笑)

俺は、悔しくてね。家のパソコンの説明書を毎日読んで猛勉強したよ。さすがに、タイプは上手くならんけど、トラブルシューティングとかアプリケーションの使い方とかはバッチリ覚えた。それが、思わぬ所で力を発揮したんや。

当時、パソコン室は移転新設されたばかりで、本格的に扱える人はI先生しかいない。パソコンを使ってるとフリーズしたり様々なトラブルがある。先生がいない時は、俺がほとんど解決したんや。で、「困ったときはfqtへ」ってことになる。だから、何かあると俺がすぐ呼ばれる。その様子を見ていた先生が妙案を思いつく。

当時、隣のクラスの担任は50過ぎのオバハン。その上、嫌われ者で負けず嫌い。俺らより半年遅れて隣もパソコン教育を取りいれ出すが、その先生はトラブルを解決できない。だから、授業中にも関わらずI先生に助けを求めてくる。最初はI先生も行っていたが、次第にウザくなったらしく、「fqt、行ってきてくれ」と言って俺に行かせるようになった。大体のことは解決できたし、俺は授業を聞く必要もなかったため一石二鳥だったように感じる。

だから、中学になってパソコンの授業が全く無くてガッカリした。いや、あの頃は総合の時間があったからいい。静高なんて情報の授業はあるけど、決められたことしかやらないからつまらない。インターネットの接続悪いし。まぁ、愚痴は置いておこう。

そういうわけで、俺は天職としてパソコンを極めるようになった。今でもまだまだできないことは多いけど、W-ZERO3ユーザーとして情報化社会の最先端をいってる気がする。これからは、情報を多く手にし、また多く処理した人間が勝っていく。もう、学歴社会は終わりだ。いくら東大出ても、パソコンの使えない、またはタイピングの遅いヤツはすぐクビになる。タイプの習得は人によって違うけど、いつかはきっとできるようになるから、皆さんも今からトレーニングしたらどうだろうか。小5の時、クラス一緒だった奴は、1,2ヶ月でコンプリートしたけど、俺は恥ずかしい話だけど5年かかった。でも、今はゆっくり話す速度くらいでだったら打てる。継続は力なりというがウソじゃない。机の上の勉強から、パソコン上の勉強にシフトしたらどうだろうか。まずは、社会人として通用するための第1歩として・・・