女好きでエッチな若い男、これは普通。
では、90歳の女好きでエッチなジジイ。
少し何かありそうです。
では、女好きでエッチな生後8か月の赤ちゃん?
何か起きそうな予感。
エロすぎるにも、ほどがある。
世の中を斜めに見ている中年や老人。
これもいそう。
では、世の中を斜めに見ている幼児。
これは、何かやらかしそう。
ていうか、やたらと周囲から浮くでしょう。
同じ素質を違う年代でやると、とたんに危険な雰囲気が出てきます。
特に赤ちゃんや幼児が、大人顔負けの人生観を持ったら?
けっこう面倒くさいキャラクターになって、笑えると思います。
オヤジなのに、女子高生が好きなファンシーな洋服に詳しかったら?
老人なのに、若者顔負けのゲームオタクだったら?
小学生なのに、老人顔負けの枯れた人生観を持っていたら?
女子高生なのに、オヤジ顔負けの居酒屋マニアだったら?
オヤジなのに、可愛い刺繍がメチャメチャうまかったら?
幼稚園児なのに、中二病的に自意識過剰だったら?
オッサンのくせに、妙に女のメイクに詳しかったら?
オッサン顔負けに、株式や市況に詳しい幼稚園児だったら?
「あんた、何者…?」
資質と年代がミスマッチになるだけで、かなり妙なキャラクターが出来そうです。
公務員(警察官)なのに、遵法意識が希薄だったら?
これは、両さんですね。
ちょっと、ひねりを加えるだけで、楽しいキャラクターは出来そうです。
まっとうなキャラを90度捻ると、トンデモナイことに。
外見とは、まったく違った内容を盛り込むことで、新鮮な化学反応が生まれます。
刺繍が得意なプロレスラー。
巡業の移動中は、いつも静かに編み物。
太い指で、細い毛糸を扱うのが大変そうですが、器用にマフラーとかセーターとかを編んでいる図って、いい感じ?
リング上の荒ぶる姿と、編み物中の繊細な姿、どっちが本当?
(ところで、出来たものは誰かにあげるんですか?)
いつもは、お琴の師匠。
弟子の前では、模範的な演奏家。
ステージに上がれば、マイクが倒れ、汗が飛び散るハードロッカー。
お琴よりエレキギター?
どっちを信じればいいですか?
(どちらが世を忍ぶ仮の姿なんですか?)
キャラクターは、意外性があった方が面白い。
それに尽きます。
なんか、いまひとつ、キャラクターに面白みがないなって思ったら、意外性を盛り込んでみては?
なるだけ、かけ離れた方が効果的です。



