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2012-04-07 00:02:11

マーケットに喧嘩を売る人達

テーマ:ブログ

今週は信じられないほどの惨状を見た。


日銀の審議委員にBNPパリバの河野氏を指名する議決に対し野党が意味不明な理由で反対票を投じ、結果として河野氏の指名が否決されたと言うことである。


その理由がふるっている。 


曰く「政策スタンスが日銀よりである」、「インフレターゲットに否定的である」だからだそうだ。


はっきり言って言いがかりに過ぎない。


河野氏は債券マーケットのストラテジストとして昨年度はNo1の評価をされている程の人物である。


その人間を捕まえて理由にならないようなことをあげつらうと言うのは債券マーケットに対して喧嘩を売っているとしか思えません。 これだけ巨額の国家負債をファイナンスしている債券マーケットを敵に回すつもりなんですかねえ、今の野党の方たちは。 しかも政党として機関決定までしたのですから、きっと彼らが政権を取った暁には債券マーケットは閉鎖、金融政策も政府の下におき国債の消化は日銀引き受けなんてハンガリーみたいなことを言いだすんじゃないですかね。 


ほんとに常軌を逸しているとしか言えません。


しかもおまけに日銀法改正でインフレターゲットに失業率の数値目標、それを達成できなければ正副総裁に加え審議委員の馘首までする、なんてどこまでアホなことを言いだすのか。 


はっきり言って呉れ呉れ乞食が勝手な要求をし、うまくいかなければ責任を他の人間(日銀)に押し付けようなどどこまで無様を晒せば気が済むんですかね。


ほんとに恥を知れとしかいいようがありません。


一部喜んでいるバカもいますが、その結果として以前のボードメンバー9名中で日銀執行部3名の占める比率が、空席2名により7名となったボードメンバーのうち日銀執行部3名の占める比率が高まり、日銀の政策がより「日銀より」になったと言うのはブラックジョークと言うしかない(笑) 



2012-03-26 21:39:21

月曜日は○○の日

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まあ、隔週でとあるエコノミストの方とのミーティングがあり、その方のご高説を伺う機会があるのですが

なんと言うか・・・・


今日は「国債へ売り圧力が膨らんだら、日銀が買い支えればいい。 デフレなのでそれでOK」と言い出したのでちょっとクラクラした。 


さすがに実務経験の無いド素人では無いので、日銀引き受けがマズイ、と言うのは分かっているようで通常の買い切りオペの増額で対応するべきと言っていましたけどね。 


しかし、まあこの手の人達は何なんでしょうね。


とりあえずやってみよう。


副作用?そんなもんは気にすんな!


勇ましいのはいいのですが、卑近な例で言えば「○○もつけずに○E○をして、子供が出来ても気にすんな!」的な無謀と言うか何と言いますか・・・ 


大丈夫なんでしょうかね?


ヨーロッパの財政当局の人達にBS不況を話して納得してもらったなんて自画自賛するのはいいのですがその政策を取れる国は無いよね♪ ではただの居酒屋談義じゃないですか。 残念ですね。

2012-03-11 02:33:17

そこから何を学ぶかが問題である

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ギリシャの債務再編は最終的に強制的な債務カットも組み入れつつ一応の結論が出た。

金融支援を引き出すための条件であり、無秩序なデフォルト(と言うのも変な言葉だが)を回避するために時間はかかるものの、いずれは合意に至るであろうと見られていたため大したインパクトは無い。 


特に今回はわが国の投資家(他はカナダ、米国の投資家も)は債務再編の対象外とされていたことから正直なところ他人事と言って片づけたいところである。(ノルウェー輸出金融公社は直撃でしたが・・・) 


しかし、そうも言っていられないのが、債務再編後の新発国債が軟調な価格で推移している点。 http://jp.reuters.com/article/foreignExchNews/idJPJT811325120120309?rpc=123


一度デフォルトした国を信用できないと言うのは已むを得ない反応なのであるし、一度デフォルトと言うカードを切った人間(国)にとっては再度のデフォルトへのハードルは確実に低くなるであろう。 その際に今回は債務削減の対象外とされた我が国投資家も対象とされる可能性は十分に高いと思われる。 


これはこれで大きな問題ではあるものの、ここから年金資産も含む保有資産を大幅にカットされ、資金調達もままならないため財政支出も制限されるため公共サービスもカットされることが目に見えているギリシャ国民に比べればまだ小さい問題とも言える。 


国外に流出する人、資金と国がデフォルトすると言うのはこうなってしまうのかと非常に恐ろしいものがある。

国破れて山河ありとは言うものの、国民にも生活というものがある。 哀しいことではあるが、生活出来ない国は国民から見放されてしまうものである。 


このギリシャの教訓を無駄にしてはならない。  


高橋是清は約75年前にこのようなことを言っている。

http://www.lib.kobe-u.ac.jp/das/jsp/ja/ContentViewM.jsp?METAID=00811764&TYPE=HTML_FILE&POS=1  

少し長いがその一部を引用する。 


昭和七年度以来毎年巨額の公債の発行にも拘らず今日までのところ幸いにその運用は理想的に行われ未だ公債に伴う実害を発生して居らぬ、却って金利の低下や景気回復に資せるところが少くない、世間の一部にはこの効果に着目し公債は何程発行しても差支えなきものであるかの如く漠然たる楽観説を抱いているものもあり又今日政府の執っている公債政策の如きは未だ不充分であってどしどし公債を増発して国家の経費を大いに膨脹せしむべしと説くものもあるようである、然し乍ら公債の過剰発行に依る財政経済の破綻に就てはヨーロッパ大戦後多数の国にその実例を存するところであって公債は何程発行しても差支えなしと論ずるが如きはこの最近の各国の高価なる経験を無視する議論である、抑々昭和七年度以来の公債政策が円滑に運行されたことについては重大なる原因がある、即ちその発行につき手段方法を改めたることもその一因と目すべきであるが公債の発行額が民間産業資金等との関係上金融機関の消化能力の範囲内に止まるを得たること及び昭和八年度以来歳入補填公債は年々幾分ずつ減少し財政に対する国民の信用の維持されたること並に通貨統制が理想的に行われ物価及び外国為替相場は安定し延いては我国近時の産業貿易の異常なる進展に資したること等を以て根本原因と見なければならぬ、今迄公債に関する政府の考え方と著しく異なる意見が世間に流布されているようである、その一例を挙げてみると国債は国民の債務なると共にその債権なるを以て国債の増発も国民全体としては『財』に増減がない故に内国債の増加も国民負担の増加にあらず何等恐るるに足らずとの論である、是は国債を通じ債権と債務が併存すると云う事実だけはその通りであるが、然るが故に国債が増加しても財政上並に国民経済上差支えないという結論が簡単に出て来るものではない」 


国債に関する一部論者の異常なまでの楽観的な主張、国家のバランスシート論などを75年も前に見事に否定し、公債の過剰発行による欧州における財政破綻に学ぼう、と述べている。 


賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶと言う。 

私自身は賢者とは言えないまでも、せめて同時代に起きた事象からは学べる愚者ではありたいと思う。


日本とギリシャは違うと言うのは正しいが、そこから何も学ばないと言うのでは余りにも情けない。 





2012-02-05 09:07:44

高橋是清こそ「破綻論者」

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高橋財政を絶賛する人も多いですが、彼自身もその政策の危険性を指摘していました。 

正に高橋是清は「破綻論者」ですね。 国と家計を一緒に考えたり、国債の日銀引き受けは悪性インフレを引き起こすとか、利払い増加によって行き詰るとか、どこかで聞いたことがあるようなことを指摘しています。  


一部の財政拡大論者に対して高橋是清も草葉の陰で嘆いているのではないでしょうか。 


ですが、国債を取り巻く議論は今も昔も変わらないんですね。 


http://www.lib.kobe-u.ac.jp/das/jsp/ja/ContentViewM.jsp?METAID=00811764&TYPE=HTML_FILE&POS=1


高橋蔵相の公債政策声明


放漫な公債増発は財政経済破綻の導因


全国民の研究協力に俟って円滑なる運行を期待


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高橋蔵相は二十六日午前十一時三十分葉山御用邸に伺候、天機奉伺を終え一色の別邸に赴き八月末まで引続き同地に静養することとなったが右に際し蔵相は公債政策に関して左の如く談話の形式を以って声明を発した

昭和十一年予算編成方針については曩に閣議の決定を経て公表した通りであるが之に対しては世間でも大体政府の意の存する所を諒として居られることと考える、当時も述べた通り予算編成ということは単り大蔵省の力だけで解決すべきでなく各省の協力に俟たねばならぬ次第であるが更に進んで考える上財政の問題は国勢全般の解決の鍵であるから単り政府当局の手にのみ委すべきでなく国民全般の考究と協力に依らねばならぬ大問題と考える、この見地からすると最近財政の問題殊に公債の問題が著しく世人の注意を惹くに至ったことは洵に結構なことであると考える、我国財政の現状は今後或る期間に亘って毎年相当額の歳入補填公債発行のやむを得ざる状勢にある、もし公債の発行が茲一両年でその必要がなくなるというようなことであるならば一時多額の公債の増発も或は差支えないと考え得らるるも若しこの先き何年となく歳入補填公債の発行を継続せねばならぬこととすると今年、来年という如き目前のことばかり考えず長きに亘って公債政策の行詰りを来す如きことなきような計画の下に進まねばならぬ理である、若し今後に於て公債が一般金融機関などに消化されず発行公債が日本銀行背負い込みとなるようなことがあってはこれは明かに公債政策の行詰りであってその結果としては所謂悪性インフレーションの弊害が現われ国民の生産力は消費力と共に減退し生活不安の事態を生ずるに至る虞れがある、故に今後継続し軍事、産業その他重要なる国家施設の実行を保証し又同時に産業の発展並に国民生活の安定を確保するがためには先ず以て公債政策の円滑なる運行を図ることが絶対の要件となるのである、然るに昭和七年度以来毎年巨額の公債の発行にも拘らず今日までのところ幸いにその運用は理想的に行われ未だ公債に伴う実害を発生して居らぬ、却って金利の低下や景気回復に資せるところが少くない、世間の一部にはこの効果に着目し公債は何程発行しても差支えなきものであるかの如く漠然たる楽観説を抱いているものもあり又今日政府の執っている公債政策の如きは未だ不充分であってどしどし公債を増発して国家の経費を大いに膨脹せしむべしと説くものもあるようである然し乍ら公債の過剰発行に依る財政経済の破綻に就てはヨーロッパ大戦後多数の国にその実例を存するところであって公債は何程発行しても差支えなしと論ずるが如きはこの最近の各国の高価なる経験を無視する議論である、抑々昭和七年度以来の公債政策が円滑に運行されたことについては重大なる原因がある、即ちその発行につき手段方法を改めたることもその一因と目すべきであるが公債の発行額が民間産業資金等との関係上金融機関の消化能力の範囲内に止まるを得たること及び昭和八年度以来歳入補填公債は年々幾分ずつ減少し財政に対する国民の信用の維持されたること並に通貨統制が理想的に行われ物価及び外国為替相場は安定し延いては我国近時の産業貿易の異常なる進展に資したること等を以て根本原因と見なければならぬ、今迄公債に関する政府の考え方と著しく異なる意見が世間に流布されているようである、その一例を挙げてみると国債は国民の債務なると共にその債権なるを以て国債の増発も国民全体としては『財』に増減がない故に内国債の増加も国民負担の増加にあらず何等恐るるに足らずとの論である、是は国債を通じ債権と債務が併存すると云う事実だけはその通りであるが、然るが故に国債が増加しても財政上並に国民経済上差支えないという結論が簡単に出て来るものではない、国家の財政もその機能に於て国民経済活動の一部を構成すると共に独自の存在を有するものであって財政としての組織が保持せられなければ軍事、外交、産業そのほか国家特有の活動を継続保障することが出来ない、また常識より考えても国家その他の公共団体の経済たると個人経済たるとを問わず借金政策の永続すべからざることは当然である、公債増発に伴って利払い費は漸増し租税その他の収入もその利払いに追われる結果となるであろう、斯の如き事態が生ずると国費中公債に依る部分が益々多くなり財政の機能わ行詰りに陥らざるを得ない、斯の如き状態になると国家財政の信用を維持し難く公債の消化は行詰り結局印刷機械の働きに依り財源の調達を図らざるを得ざるに至るのであって、かくの所謂悪性インフレの弊は必至の勢となるであろう、故に公債の問題は単なる国内の債権、債務の均衡というが如き狭い見地から是非を論断することが出来ないのである、その他の異説についても事物としては一面のみを見て国家社会全般に対する影響を忘れたる議論が多いようである、前にも述べたる如く研究は大いによろしい、斯くて国民全体の協力によって永続性ある国家の発展策を確立したいと考える







2011-12-23 21:51:46

一年がほぼ終わりましたが。。。

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今年もほぼ終わりです。


春先の震災の後、自粛ムードに包まれた中で委縮するのではなく、消費をしていこうと 言いました。


で、振り返ってみてどうだったかと言うことですが。


・車の買い替え → 達成(但しタイの洪水のせいで納車は年明け)

・住宅のリフォーム → 未達成 

・2カ月に一度の泊まりの旅行 → 達成(新潟、山梨、群馬、宮城、静岡、長野)

・2カ月に一度の日帰りの旅行 → 達成(山梨、群馬、栃木×2、長野)

・スーツの総入れ替え → 未達成(4着じゃあね)

・月に一度の家族での外食 → 達成(月2回以上のペースでした)


振り返ると、まずまずだったかなと言う印象ですね。


色々と増税の話が出てくるので来年はややペースが落ちるかな-と思いますが、普通にしていこうと思います。(増税は仕方が無い話とは言え正直おもしろくないですね。 努力して所得を増やした層を狙い撃ちし、余り社会に対して貢献している人とは思えない層を優遇すると言うのはどういう事なんですかね。 労働し、家庭を築き、納税し、雇用を生み出している人々、要は圧倒的多数の人達を冷遇しノイジィマイノリティを優遇すると言うのは正気の沙汰とは思えません。 野党に落ちている政党もこのようなノイジィマイノリティを叩きだすと言う公約を打ち出してみてはいかがか? きっと私のようなサイレントマイノリティの共感を集めると思いますけどね。)


今年一年、当ブログに訪問頂き、誠にありがとうございました。

来年は皆さまに取り幸多き一年でありますよう祈念いたします。






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