なんとなく介護日記
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福利厚生

私の働いている施設は公設民営なので

それなりに福利厚生はしっかりしている。


でもそれは建前であり利用できるかどうかは

かなり厳しい。


育児休暇・有給休暇などまず無理だろう。


使えない制度がある事がなによりもどかしい。

国はそういった利用実態のない架空制度を

罰するべきだ。


例えば有給は50%以上消化していない

会社や法人には公の業務を委託しないとか。


また月に数百円の親睦会費も入居者のイベント

ごとに少しづつ使われている。


きっとこうやって金を集めてイベントに使い

赤字を少なくしているのだろう。


なにより許せないのは同じ法人内でも

配属される施設によって実情がかなり違うということだ。


あるところは厄介な入居希望者を事をあるが

あるところは断らない。


断らないところは厄介な人で溢れているから

職員からするとかなりの負担だ。


にも拘らず給料は同じだ。

だったら楽な施設に行きたいと思うのは当然のことだ。


こうして先月は2人も職員が辞めた。

結局は別の会社の施設で働くそうだ。


入居者の立場から見てみよう。

何百人待ちという状態で特養に入居したのに


ある施設では華々しいイベントを毎月開催し、

ある施設は数ヶ月に一回あるかどうか。


同じ保険料と諸経費をはらっているのに、

さらには同じ自治体の施設で、同じ法人が運営しているの

やってることに差があったら不平等感は否めないだろう。


良い事を率先するのは悪いことではない。

しかし法人として一貫した態度を打ち出せないほど

まとまりのない組織っていったい何なの?


私はマクドナルドの様になればいいと思う。


どこへ行っても同じ味であるように

どこへいっても同じサービスを提供するのだ。



女性的な面

今日一日なんとか頑張ってみましたが

やっぱり本調子ではないだけに厳しかったです。


今日の話はいつも仕事場の同僚についてです。

男性であろうと女性であろうと私はあまり区別しません。

また、同僚とは助け合うべきであるし、

多少嫌なトコがあってもお互いが嫌な思いをしないように

巧くやっていくべきだと思います。


ところがどこの世界にも心の狭い人は多い。


偏見かもしれないけれど特に女性の中には

特定の人に対して、または自分より劣る人に対して

嫌味を言ったり、指示的な言葉を使ったり、

する人が多いように思われます。


介護において仕事の流れを読むことはとても大事です。

でもそういう事って経験値の高さのあらわれだと思います。


経験の浅い人に対しては起こったり、注意しても仕方ないですよね。

お互い嫌な思いをして逆に仕事が上手くいかなくなります。


私が思うのは

1.注意しないでフォローする。

2.怒らないでお願いする。

                  ことが大事ではないかと。


1.注意しないでフォローする。

注意するということは互いに尊敬しあえる関係というよりは、

明確な上下関係が感じられます。

チ-ムプレーなのだから「これやっておくね」

ぐらいの声掛けで十分にその仕事が出来ていなかった

ことに気が付けるでしょ。

2.怒らないでお願いする。

考えて欲しいのは、最初からできるんだったら

最初から実行しているでしょ。

出来ないから失敗したりする。

それに対して怒ってどうするの?

出来る人には、それなりに責任があるんですよ。

「悪いけど、これ先にやってくれないかな。」

というように相手に嫌な思いをさせないぐらいの

寛容さが必要だと思います。

それが本当に出来る人であると思います。


大人だったらこうした大人な対応しないとね。

でも出来ないみたいです。


職場から電話が・・・

医師は「自宅療養」と言ってくれました。


しかし、また職場に電話して「休みます」

というのは気が重い。


だって熱は下がっているし、喉が痛いだけ。

(確かに尋常じゃないほど痛いけど)


体調なんてみんなも悪いしね。


他の職員に迷惑かけたと思うと気が重い。

(施設には迷惑かけたなんて思っていません!)


そこに電話が


上司からでした。

「明日はどうするの?」

「こっちも穴埋めなきゃいけないから」


しばらく無言の私。

「・・・。医者は自宅療養したほうが良いと言ってるのですが・・・」

「かなり喉が腫れていて・・・37度ぐらいの微熱が・・・」


上司

「夏だし37度ぐらいはあるでしょ。」

「それで明日はどうするの?」


「・・・私も判断が・・・」


上司

「ダメそうだったら早めに電話して」


結局、医者に自宅療養を促されている人も

働かせないとシフトどうにもならないんでしょ!



頼むよ、Dr!!

施設において医師の診断は絶対だ。


例え肺雑音(肺炎の危険有)のある人を

病院に運んだとしよう。


入院の必要無し!

と言えば即、ホームに帰ってくる。

生きようが死のうが施設的には

医師の指示に従ったので問題無しとなる。


そこでだ。

風邪で倒れて仕事を休んでいる私としては・・・

熱は下がったが、喉がかなり痛い。

回復しないまま仕事を始めれば、また倒れるだろう。


もし必要に応じて医師がこの状態で仕事をすることは危険と

診断書を書いてくれるならばもう1~2日療養できる!

ということでこれから医師に確認をとるべく病院に行ってきます。

もちろん施設内で老人に感染する可能性の有無も含めて。

ついに倒れる

昨日から熱が下がらず本日欠勤。

施設に電話すると


「当日言われても代わり見付けられないじゃん」

「前日に自分で探しておいてよ」


えっ?39度もあって寝込んでいてのに

電話して代わりを探せって?

帰宅後倒れて朝まで意識もイマイチだったのに。

そもそも、そういうのって施設側の責務じゃないでしか?

ふつうはどうなんですかね。よくわかりません。


こういった場合当施設においては

1.病欠

2.繰越休暇

3.夏休

4.有給

のどれかを当てることになる。

有給は最終手段なのでたぶん夏休が有力でしょう。


基本的には有給という概念が全くない。


仕事をやめるから有給を使わせてくれ

というのも通じない。

それでかなりの人が労働監督局に足を運んだらしい。


使わせないなら最初から明言すべき。

そういう会社の制度っていっぱいありますよね。

某地方自治体から業務委託されている

社会福祉法人なので制度をつくらないと

仕事を受注できないはず。


義務を完遂することを求めるならば、

こちらの権利の行使も許すべきだろう。

だって義務以上にサービス残業しているのだから。



摂食指導

人間は年を取るとペットに化する。


これを読んで失礼な人間だと思いかもしれない。

しかしよく考えていただきたい。


歩けない。

食事も一人で食べられない。

トイレに一人で行けない。

コミニュケーション能力が低い。


ある意味赤ちゃんと一緒なのだ。

多くの人は高齢者と赤ちゃんを混同している。

その証拠にほとんどの人が食事の時口を開かない

高齢者に対して「ア-ンして」と言う。

そして、赤ちゃんが意思表現を出来ないのをいいことに、

迷惑かどうかも考えず自分の意思を押し付ける。


まさにペットそのものだ。


本日のケースは

飲込みが非常に悪く経管栄養の方。

食事の代わりに胃に繋がっている

チューブから栄養液を流し込んでいる。

嘔吐も時々見られる。

飲込みが悪いため何もしなくても

唾液が肺に流れ込んでしまう可能性もある。

(→肺炎になるリスクが非常に高い)


つまり口から何かを食べるにはリスクが高い方だ。


しかし家族は食べさせたい。


誰のために食べさせたいのか?

きっと、その家族の自己満足のためだ。


本人は口を閉じてスプーンの進入を阻んでいるのに。


当然現場の私たちは食べさせたくない。

夜勤中に死んだら嫌だから。

看護士もいないし、救急車来るまで

自分たちで心肺蘇生をしなければならない。


それに伴い仕事は大幅に遅れていく。

朝になっても仕事が終わらず残業だろう。


いや、本能的に人の死を見たい人はいないだろう。


そんな人が医師の評価によって

毎日ゼリーを食べることになりました。


これにかかったコスト。

私の休み時間45分。

私の残業1.5時間。

すべて無給の奉仕活動。


家族の薄ら笑いに奉げよう。



最後に

結論である。

私は介護の仕事を完全に辞める。

ただし、今すぐにではない。

あと一年は我慢する。


公務員になるために!


すでに私の年齢は27歳。

初級は来年受けられない。

困難ではあるが中級狙いだ。


今までなんとなく過ごしてきた私に対する

民間企業の風当たりは強い。

事務仕事をするためには公務員しかない。

いまの生活から抜け出すにはこれしかないのだ。


完全にキレた3

施設側の利用者受け入れ態勢もおかしい。


例えば

★薬を飲ませる。

★経管栄養の滴下。

★床ずれの処置。

★目薬の点眼。

★タンの吸引。


これらは医療行為である。


介護職員の仕事ではない。

看護士の仕事だ。

これらを私たちはに日常的にこなす。


なぜ介護職員が行うのか?

給   料:看護士>介護職員

配置人数:介護職員>看護士

*夜間は看護士は不在である。


局はお金がかかるから介護職員が

やることも出来ないし、やる必要もない仕事を

しなければならないのだ。

なぜそこまでして人件費を削減するのか私には理解できない。

完全にキレた2

介護は弱者に対するサービスだ。

疲れていてヘトヘトの人間が弱者に対し

密室内でサービスをする。


モラルを守ることが出来るのか?

結局モラル低下は防げないのだ。

十分な休暇と十分な給料。

ゆとりのある仕事時間。


この全てが親切・丁寧な仕事を生む。

夜勤が多い。

有給はとれない。

成果主義導入で給料低下。

人員不足で仕事が間に合わない。

モラル低下の例

★言葉使い

 1.汚い言葉で接したり、ひどいあだ名で呼ぶ。


★食事の食べさせ方

 1.飲込みの遅い人はエプロンに食事を流し込む。

 2.口の下に皿を置き、スプーンで口に突っ込み

  あごを伝って再び皿に流れてくるのをまた口に突っ込む。

  (口からあごまで常に食べ物が流れている状態。)


★おむつ交換

 1.夜間などズボンを下げたままにしておく。

 2.日中紙パンツ、夜間オムツを使用する帆とに対して

  夜間は紙オムツの上に紙パンツを穿かせる。

  (朝オムツ→パンツに穿き替えさせるのが楽。) 


★暴力

 1.思い通りに動かない人を叩く。

完全にキレた1

最近全く書くことが出来なかった。

忙しいのもあるし、

体調が悪いのもある。


私は新しい施設に移って数ヶ月の間

に一つの答えを導いた。


介護業をやめたいという事である。


一年間デイサービスで仕事をして

こんな気持ちになった事はない。

不満もあったが介護を続ける前提で

書いていたことだ。


そもそも施設における介護業は

ビジネスとしては成立しない。

施設には利用者の定員があるため

介護保険による収入は一定だ。

それ以上増えるはずがない。

営利企業のように業績を伸ばすことは出来ない。


それなのに現在では職員に

営利企業なみの経営的思考を

植えつけようとする。


すなわち、サラリーマンのように

自己犠牲にして介護をしろということだ。


分かりやすく言えば

介護業において一番お金がかかるのは人件費。

残業でも何でもして仕事しろ。

保険収入を増やすためには定員を満たす必要がある。

どんな利用者でも受け入れるからなんとかしろ。

そういうことだ。









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