湯河原から、伊豆半島にかけて、ポツポツ混浴で
未湯のところが残っています。
混浴で無くても、伊豆の温泉の行程を組むのは難しいのに
混浴はなおさら。
何年も前から、数回アタックしているけれど、そのうちに
廃業してしまい悔しい思いをしているところもあったり。
そんな中、今回の唯一の混浴の１湯。
もう、暗くなりかけの時間。入浴をお願いすると
快く受け入れてくださった、大女将?女将?さん。
温泉の場所を伺おうとしていた、丁度その時、かわいらしい
女の子が。
「お風呂の場所、案内してくれる？」
こっくり頷いて、タタターーーと前を走ってく。
階段を下りて行くのですが、スタスタ歩けない私たちを
時折振り返ったり、バックして戻って来てくれたり
将来の、女将さん
あら？右に暖簾かかっていますけれど？
「ここじゃないの？？」 ゆゆおばさん。
ちょっと困った顔してた。
ああ、トイレだった
くるりとこの前でターンして、モジモジ
あん、かわいい～。
ここなのね～、どうもありがと～
なんだか、癒されました
↓ 男女別の内湯。
あれ？露天って無いの？別の場所？ありゃりゃ・・・
と思ったら、扉というより、
（小さくはないけれど、少し高い位置にある）
窓の上に、「女性露天」の表示が。
おおお～、そっか～、よかった～。
↓コチラ女性露天。
そして、この右側に、女性側から開けられる扉があります。
あった～
でも、この右側が男性内湯になっているので
すりガラスとはいえ、湯船も大きくありませんし、
ちょっとハードル高いかも
それより・・・
女性、内湯に先客さん２名いらっしゃったんだよな～。
かなり、「洗い」を入念になさってらして、内湯にも
まだまだ入りそうな感じしなかったけれど、外でてこられるかしら？
女性露天から、鍵かけられたら、
私戻れなくなっちゃうのであります
（外の様子、多分ご存知ないので、説明しても何のこっちゃだろうし）
ここに入っていれば、外に出て来られるとわかるんですけれど、
露天、もう一つあるのです。
明るいうちに移動したい。
どうです～～？なかなかな、ロケーション。
ただ、ここはかなり温めで、浴槽も、ちょっと汚れ気味。
もしかしたら、他の湯船のこぼれ湯？
なんて思ってしまいました（違っていたらすみません）
気持ちイイって感じなくって。
それと、対岸のお宿から、丸見えなので注意が必要です。
やっぱり、もう一つの方に戻ると、ああ、女性露天から
声が聞こえてきましたので、大変申し訳ないのですが
鍵を閉めないようにお願いして、ホッ
すると、今度は男性が出たいけれど・・・迷われているようでした。
旦那さんが、「どうぞ」と声をかけると、もう一つの方へ。
が、やはり、すぐ内湯へ戻っていかれ・・・。
うう～ん、こうなると、申し訳なくなってきて、ひきあげましょう。
しかし、女性露天がちゃんとあるので、よくこの形態で
ここまで残ってくれたと、感謝。
内湯へ戻って、湯口。
ドバーって出ているこちらは、温めなので、加水と思われ・・・
こちらは、あっちっちなので、源泉だと思います。
特に、特徴はわかりませんでした。
帰ろうとすると、先ほどの、大女将？女将？さん。
丁寧に、出て来られ・・・
ほわ～っと朗らかな雰囲気の方で、何かお話出来るかしら？
とつい・・・
気になる、存在感のコチラのこと伺ってみよう
「何かの、神様ですか？」
これは、びっくりしたのですが、1本の木を彫ったものなんですって。
新潟の「蔵」で見つかったもので、「人間の顔をした猿」だそうで。
が、夫は、「逆じゃなかったっけ？猿の顔をした、人間」と・・
ゴメンナサイ・・・わかんなくなっちゃいました
お礼を言って、帰ろうとすると、これまたご丁寧に、
外まで出て来て下さり・・・恐縮するばかり・・・
日帰りなのに・・・m(__)m
すると、またまた女の子がやってきましたよ
今度は、３人も
みんな、ここの子供かわかりませんが、
思わず、ゆゆおばちゃん、
「さっき、お風呂教えてくれた人～～」って手をあげてみたら、
「は～～～い」って
「さっきは、ありがとね」と挨拶して、お別れ。
心がほっこりしました～。ありがとうございました。
カルシウム ナトリウム 硫酸塩泉 55.5℃
静岡県賀茂郡河津町梨本 ０５５８-３５－７４１４
2015/3/21 お気に入り度 ★★★