さて花蓮に着いた頃、あたりはもう真っ暗。
駅前から宿までは徒歩10分とあったので、地図を見ながら歩いていたのですが

ん?迷った?!の?かもしれない。。

十字路のところで地図をぐるぐるしながら悩んでいると
通りがかりのスクーターのお兄さんが声を掛けてくれました。
地図を見て「この道まっすぐ行って2つ目を左だよ!」と教えてくれました。
全部中国語だったけどありがとう!なんとなくわかりました。


目が悪いので道が暗いとしょっちゅう迷子になって困ります。
ちゃんと調べていたつもりでも、途中で道がわからなくなってしまう。
迷ったら誰かに聞きましょう!これ鉄則。みなさんちゃんと教えてくださいます。

実質的な距離は近くても、実際歩いてみると意外と遠かったということはよくあります。
(この後痛い目を見ます)

特にゲストハウスは住宅街にあることも多いので、見つけるのに一苦労することも。
ちゃんと地図を調べていても、なかなか見つからないことが少なくありません。
主に看板が小さいことも原因の一つですが。。

宿の場所は丁寧すぎるほどの地図があってもいいと思います。

目印が変わっている可能性もありますが、
もしgoogle mapが対応している場所なら写真で道筋をチェックしていくと安心です。
都会以外はまだまだ情報が薄いですが、これで確認しておけば絶対に迷いません。

道と地図のお話はのちほどしようと思います。


宿を無事発見し、荷物を置いて食事に出かけました。

花蓮は、台湾の秘境太魯閣の街として知られています。
駅前周辺や私の利用した宿のそばにも大きめの観光ホテルがたくさんありました。
そのわりには!店が少ない。
長旅で疲れていたのであまり遠くまで行きたくない。もう歩く元気もない。
通りかかった食堂に入ることにしました。



台湾に行くと毎日のように食べる私のお気に入りセットです。
魚丸湯(これはもう味噌汁的な感覚)と魯肉飯(となるとこちらは白飯的存在か)。

どちらも定番メニューですが、
ほんとに店によって味が違うので、私の場合は毎日食べても飽きません。
短い旅なら色々なものを口にしたいと思いながらも、
歩き回って限界まで空腹の状態のことが多くてメニューで悩むのが嫌なのと、
店の表に魯肉飯の名前をみると吸い寄せられるようにお店に入ってしまいます。

しょうがない!だっておいしいんだもの。

ちなみにこちらの魯肉飯のお味はいたって普通でしたが、
魚丸湯のつみれがとても美味しかったと記憶しております。



食堂が少ない駅前ですが、なぜか珊瑚屋さんが多い。
赤い珊瑚をウリにしているらしく、
こちらのお店は普通ですが、ネオンが赤々としている店が多くてちょっと怖かったです。
ソウルで見た赤い十字架の群れのようでした。

どこも高級そうだったのでお店に入ることはありませんでしたが
珊瑚細工ってそんなに常々買い揃える物でもないよな。。
けばけばしい感じの雰囲気はプンプンしてました。そして胡散臭そうな。。
こうして夜は更けていったのでした。


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