「PUGバッティングセンター」では有名人のお二人と | 鹿児島のイチロー84歳 “十年前の状態に復活”を新目標に

鹿児島のイチロー84歳 “十年前の状態に復活”を新目標に

糖尿病の為に始めたバッティングセンター人生が二十数年を越えた。
81歳で「130km/hを打って7本のホームラン」という若者達でもやれないことが出来た。一応前立腺ガンを克服したので、
新たな目標として“十年前の自分への復活”に賭けてみようと思う。

「PUG(ピーユージー)バッティングセンター」では既に打席内にカメラが4台と椅子などが用意されていた。


司会進行役は全国はもとより、世界中のバッティングセンターを巡り歩かれたというバッティングセンター研究家のYOさん。

そしてもう一人は75歳の高齢ながらも230km/hの超高速球を軽々と弾き返すことで有名で、見るからに頑健なYNさん。

そしてもう一人が私の三人での座談会だ。


司会のYOさんは手慣れた感じで、三人とも初対面同士なのに話を途切れさせないように巧みに二人の話を引き出して行かれる。


YNさんは視力が1.2あって、動態視力がかなり優れているとの評価をもらっていると言われたが、なるほどそれなら230km/hを打てるはずだと納得。そして何人かの投手と対戦されて必ずヒットを打っておられるとのことだった。


“バッティングセンターとは何か”と言う質問では、私は“野球ではなかなかヒーローにはなれないが、バッティングセンターでは努力しさえすれば誰でもヒーローになれる処だ”と答えておいた。


あとは「マツコの知らない世界」でご覧いただくとして、三人ともお互いに初対面だとは思えないほどに色々と話が弾んで、バッティングセンターの人には申し訳なかったが営業時間をかなりオーバーしてしまったようだった。



そしてこの“PUGバッティングセンター”では「硬球」が打てるということだったので時間はとうに過ぎていたのだが折角のことなので、念のために用意して持って行った“竹製の1340gのバット”で4ゲームを打たせてもらった。


この重量級バットと硬球の相性は抜群に良くて、以前現役の甲子園四番打者とホームラン対決した時に迫るような会心の当たりが何本も出て病みつきになりそうだった。


硬球が打てるバッティングセンターというのはめったに無いので、このバッティングセンターの近辺の球児たちは幸せだなと思った。


鹿児島のイチローの対決日記

タクシーのライトで照らしてもらって撮影した。


鹿児島のイチローの対決日記

この打席の110km/hで硬球を打った。

最近では初めてのバッティングセンターではボールが見え難くて簡単には打てないのだが、照明が良かったらしく二ゲームめからは良く見えて楽しく打てた。


機会があれば又硬球を打ちに行きたいと思った。