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心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣/長谷部誠
¥1,365 Amazon.co.jp
(4.5点/5点中)
≪この本を読むきっかけ≫
この本は出版直後からいろいろなブログで
「いい本」だと紹介されていて、すごく興味を持ち、
新刊はお小遣い事情でなかなか買えないので、
図書館で予約することに・・・
しかし!500件以上の待ちで気が遠くなるほどでした。
友達に「読みたい本やねん」と言ったのか
誕生日(5月)になんと!!!「この本が送られてきました」
すぐ読めばいいのに大事に温めすぎたのと、
図書館で予約した本が次々と借りられるようになり、
後回しになっていました。
そこで、『色とコミュニケーションの法則』 というブログを
運営されているyukikoさんがこの本を紹介されていました。
このブログは「ビジネス書Lovers」というグルっぽで知りました。
紹介する視点がカラーコディネーターの方なので、
普通の書評ではないので、面白くてコメントしてしまいました。
こちらの記事で触発され、読んでみたいと思い、今回読みました。
yukikoさんの違った視点の「心を整える。」紹介記事、全3回。
第1回→こちら
第2回→こちら
第3回→こちら
第1章:心を整える。
第2章:吸収する。
第3章:絆を深める。
第4章:信頼を得る。
第5章:脳に刻む。
第6章:時間を支配する。
第7章:想像する。
第8章:脱皮する。
第9章:誠を意識する。
最終章:激闘のアジアカップで学んだこと。
≪付箋箇所の抜粋≫
●マイナス発言は後退させる。
愚痴だけでなく、負の言葉はすべて、現状をとらえる力を鈍らせて
しまい、自分で自分の心を乱してしまう。心を正しく整えるためにも
愚痴は必要ない。
●子どもの無垢さに触れる。
試合などで、ストレスがたまる。けれど、子どもとじゃれあうのは
体力も必要で、あとでぐったりすることもあるけど、すごくポジティブな疲れだ。
きっと、子どもの純粋さが僕の心の重圧という澱(おり)を洗い流してくれる。
●頑張っている人の姿を目に焼きつける。
工事現場で汗をかいているおじさん、小さい子どもを自転車に乗せて、
一生懸命こいでいるおかあさんなど、気づかないだけで、日々の生活は
頑張っている人であふれている。自分のことだけでいっぱいいっぱいに
ならず、そういう姿に気がつける自分でありたい。
●注意は後腐れなく。
悪いものは悪い。遅刻した人はルールを破ったんだから、遠慮する
ことはない。言うべきことは言うべき。
●偏見を持たず、まず好きになってみる。
自分の価値観と合わない人だと、人間はついつい悪いところばかり
目についてしまうけれど、いいところを探して、とにかく一度信頼してみる。
●仲間の価値観に飛び込んでみる。
信頼関係を築くのは簡単ではないけど、失敗してもいいから、まずは
近づいてみることが大切。相手だってこちらが興味を持つと嬉しいものだ。
●常にフラットな目線を持つ。
「上から目線」というのは、人と付き合ううえで、絶対にプラスにならない。
偉そうにしたり、知識を見せびらかしたり、自分を実際以上に
大きくみせようとしたりすると相手は不快な思いをする。
●組織の穴を埋める。
会社でも組織のベクトルと個人のベクトルを一致させられれば、
どんな仕事でも自分を活かすことができる。
チームや業界の穴を分析し、誰より早くその穴を埋めれば、
誰もが気づいているわけではないけど、必ず見てくれる人はいる。
●競争は成長するための栄養のようなもの。
楽しいことばかりじゃなく、つらいこともあるけれど、
逃げずに向き合い続ければ身体の隅々までその栄養が行き渡る。
●普段からやるべきことに取り組み、万全の準備をしていれば、
運が巡ってきたときにつかむことができる。多分、運は誰にでも
やってきていて、それを活かせるか、活かせないかはそれぞれである。
●自分が発する言葉というのは自分自身に語りかけているところがある。
口にした言葉は自分の耳を通じて、自分の心に届く。
●遅刻が努力を無駄にする。
時間に遅れるのはどこか甘さがあり、本気で取り組んでいない証拠だ。
きつい言い方をすれば、まわりに対する尊敬の念が薄いと思われても
仕方がない。
●常に最悪を想定する。
何が起こっても心が乱れないように、普段から常に「最悪の状況」を
想定しておく。最悪のケースを考えるのは、「失敗するかも」という
弱気になるためでなく、何が起きても受け止める覚悟がるという
「決心を固める」作業でもある。
●自分の常識と違うものに出会ったときに、人は違和感を覚えて、
拒否反応を起こしやすいものだ。だけど、そこで目を背けて
しまったら、発想を広げるチャンスをみすみす自分で潰すことになる。
●「直にして礼なければ即ち絞す」
正義感が強すぎて、真面目すぎると、かえって周囲を絞めつけてしまう。
●感謝は自分の成長につながる。
自分が感謝の気持ちを忘れなければまわりからプラスのエネルギーを
もらえる。関わる人全てを幸せにするつもりで働けば、その気持ちが
結果として還ってくる。僕はそう信じている。
≪感想≫
とても読みやすく、長谷部選手はめっちゃ本を読んでるんやろうと感じ取れます。
自己啓発系の本をある程度読んでいる方には目新しいことは
特別に書かれているわけではないですが、やさしい語りのような
文章で、そんなに反感など持たずに頭に入って来ます。
サッカーに詳しい人は難なくおすすめです。
サッカーに詳しくない方は、少しわかりにくい部分もあるかもしれませんが、
そんなに気にするほどではないので、老若男女に読めるので
すごく売れているのでしょうね!
本をプレゼントしてくれた親友君、ありがとう!!!
yukikoさんも読むきっかけをありがとうございます!
最後までお読み下さり、ありがとうございましたm(__)m
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