「ごちそうするよ」
そう、ポルペッティが言った。
すると
「いや、私は一年に三回あるんだ」
とカルトッチョが冗談を言ったが
結局、ポルペッティの
ごちそうになってしまった。
カルトッチョは申し訳なさそうな顔をしながらも
とても嬉しそうだった。
まずは
フルーツのシャングリラで乾杯
メニューにはのっていない
付けたし?
つきたし?
付き添い・・・違う
付き出し・・・
スプーンの上に乗っているのは
な、なんとスープ
一口にお召し上がりくださいとのことで
一口で・・・
ゼラチンのような薄い膜が割れると
中からスープが!!!デリシャス!!
ごぼうとなんちゃらが入ったマカロン
野菜ステック 菜の花のソース
マカロンと野菜スティックは手でお食べくださいと。
こんなお上品なお店でも手で食べていいんだと
感激。
どれもこれも美味しい
そして前菜
ポルペッティがメニューの中の
「炙った鰤とアンディーブのカルパッチョ」を見て
「鰤」は何?と聞いたので
カルトッチョは胸を張り
「漁師だよ」
きっと炙った漁師さんが運んでくるんだよ。
と説明した。
カルトッチョはそんなことより
アンディーブって何だろうと気にしていたが
運んできたのは素敵なお姉さんだった。
そりゃそうだろう。。。
そしてスパゲッティ2種
メインの黒毛和牛の・・・ポルペッティ!!!!
キミと同じ名前だ!!!
さっきから何を言ってるの。
私はポルペッティじゃないでしょ・・
メインの料理が終わり
冒頭のお皿が・・・
嬉しいサプライズに
カルトッチョは感激・・・
そしてドルチェと珈琲
「この黄色いソースは何?」
カルトッチョは舐めてみたがわからず聞くと
「マンゴーじゃない?」とポるペッティ
全ての料理が美味しく心とお腹が満たされました。
さらに帰りはお店の人が
傘を広げお見送り。。。
ポるペッティとカルトっちゃん?は
冷たい雨を少し温かく感じながら
次の店へと消えていった
(まだ行くんか~い)
ぽるぺってい・・今日はありがとう。。
登場人物はフィクション
物語はのんのんフィクション