「戦火の馬(WAR HORSE)」を観た
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私は映画が好きで新聞の映画評を読み、スティーブン・スピルバーグ監督の「戦火の馬」を有楽町へ行ったら見たいと思っていた。
仔馬が産まれる所から、暗い場内に滑り込んだ。
イギリスの丘陵地帯、牧場で仔馬が産まれる処を
見ていた少年アルバート。
父親が農耕馬を買うよう妻に頼まれながら、サラブレッド
の血が入った馬を大金で買って帰ってきたが、小作料も
払えないと妻と言い争いになる。
アルバートは、かつて、産まれるところから見ていた牧場の馬だと分かり、「農耕馬としての訓練をし、荒地を耕作するからと」両親に約束する。
小作料が払えなければ、農地は勿 論
馬 も取り上げると農場主はいい、アルバートは「ジョーイ」と名付けた馬に優しく馬具を付けさせる。
雨の中、大勢の村人の見る前で、石ころだらけの土地を「ジョーイ」と鋤で耕す事に成功するアルバート。ジョーイとアルバートの絆はより深くなる。
だが、立派に荒地に育った蕪は、嵐にやられて収穫できない。
丁度その頃、第一次世界大戦が始まり、出征兵士を送り出す村の広場で、アルバートの父親は「ジヨーイ」を、イギリスの将校に売った。
父親は、「ジョーイ」の代金で、辛うじて小作料を払う。
「ジョーイ」に乗ったイギリス軍将校は、ドイツ軍との戦いで戦死。「ジョーイ」はドイツ軍の兵器を運ぶ軍馬に。
過酷な使役に、軍馬は次々に倒れてゆく。
19歳になったアルバートや、同じ村の若者達も出征し、
フランスの戦場へ。
対峙する塹壕の両軍、砲撃と突撃と毒ガス。
砲撃の時、頸木(くびき)から離れた「ジョーイ」は
、敵・味方の戦場を「放れ馬」として駆け抜けるが、
幾重もの鉄条網に絡み取られ、横倒しになる。
一瞬、戦火は止み、両軍から、状況を察知した近くの兵士が一人ずつゆっくりと馬に近ずく。
一人は「ペンチ」持ち、馬体に絡まる鉄条網を切る。どちらの馬にするかを、持っていた銅貨の「賭け」で、イギリス軍のものに決まり、自軍に曳いてゆく。
アルバートは毒ガスでやられ、目を布で覆っている。
後方に曳かれてきた「ジョーイ」の脚の傷を見た軍医は射殺を命じるが、様子を伝えた友人に励まされた
アルバートは、「ジョーイ」を呼ぶ時の口笛を吹きながら近づく。
「ジョーイ」の反応は大きいが、アルバートの目は覆われている。
目印になる足の白い毛と、額のひし形の白い毛を言うが、真っ黒く汚れきっている。
アルバートに連れ添った戦友が、バケツの水と布を差し出し、前足を洗い 額を拭うと、白い毛が顕れる。
軍医は認め、射殺はとりやめる。大勢のそこに居た兵士達の感動のどよめき。
そして間もなく終戦。
夕焼けを背景に、馬と馬上の青年の黒いシルエットが、故郷の家へと続く丘の上の道をゆっくり辿ってゆく。
麓の家から駆け出してゆく母親。








































