これがうわさのニュー・フィンガー 具志堅実クン | フィンガー5ファンブログ

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これがうわさのニュー・フィンガー

具志堅実クン なんと7才!



◼︎キミはもう見た? そして感じた?
フィンガー5のニューパワー・具志堅実クンを。
このなんと7才のチビッコは、メンバーのいちばん上の姉さんで、結婚して沖縄にいる千恵子さんの長男、みんなのオイになる。(つまり、晃はオジさん。妙子はオバさん)
昭和42年1月、沖縄県具志川市生まれ、これまでも、チビッコ・パワーで売ってきたフィンガーだが、この新メンバーの加入で、ますます若返ったというわけだ。

◼︎この実クン、9月にたったひとりで飛行機にのって東京へやってきたのだが、その日から、東大和市のフィンガー・ハウスはてんわやんわの騒ぎになった。
なにしろ、沖縄にいた時から勉強はきらいだが体育はなんでも一番。
たいへんなワンパク坊主で通っていた彼だ。
朝は6時ごろに飛び起きて、メンバーの足の裏をくすぐるやら、ふとんを引っぱがすやら。
おかげですっかり寝不足になった晃などは、「だれだ、こんなヤツをメンバーにしたのは!」と悲鳴をあげているありさまだ。




◼︎学校も妙子と同じ、近くの廻田小学校(2年1組)へ転校。
はじめて登校した日、彼はオバサマと手をつないで行ったところクラスの男の子たちが大騒ぎ。
「きょうだいでもないのに、妙ちゃんと手をつなぐなんて!!」といっせいに攻撃を受けた。
とたんにアタマにきた実クン、そう言った連中を片っぱしからぶっとばしてしまったという。
騒ぎをきいてかけつけたのが校長先生。
転校そうそうガンと怒られると思いのほか、「男の子はそのくらい元気があったほうがよろしい」と、逆にオホメの言葉。
かなりガッツで調子のよいワンパク坊主なのだ。



◼︎ところで、実クンをメンバーに入れることは、かなり前から計画されていた。
ソロ・ボーカルの晃がそろそろ変声期をむかえるので、それに備えなければならない。
しかし、これまできょうだいだけでやってきたフィンガーとしては、まったくの他人はいれたくない。
そこで目をつけられたのが実クンだった。
それにこのグループには、リーダーの一夫がいつも言っているように、フィンガー・ファミリーとして、将来はバックバンドまで親戚でかためたいという夢がある。
その手をはじめとして実クンが上京してきたわけ。
実クン自身も、ことし2回行ったフィンガーの沖縄公演で、すっかりグループのふんいきにもなじみ、やる気満々で上京の日を待ちかまえていたのだ。

◼︎実クンを加えた新メンバーのレッスンは、すでに始まっている。
彼の歌の実力は、「ハイトーン(高音)がすばらしくきれいで、かつての晃をしのぐんじゃないかな」と、日本フォノグラムの井岸ディレクターがタイコ判を押すほど。
この高音を生かせば、コーラスにもぐんと幅が出てくるし、ソロとしても、晃とはまた変わった魅力を発揮できるにちがいない。
フィンガーとしては、11月中旬に実クンのソロで『ぼくの妙子おばちゃん』(仮題)を出す。
これをキッカケに、実クンをどんどん押し出していく予定だ。

◼︎いま、実クンの身のまわりの面倒は、妙子おばちゃんがもっぱら見ている。
末っ子で、これまではみんなに面倒を見られていた彼女だが、新しく弟ができたみたいで大張り切り。
すっかりお姉さまぶって、パジャマの着替えを手伝ってやったり、食事の時につきっきりで世話をやいたり。
さすがワンパク坊主も、妙子ちゃんには甘えて、なんでもまかせっきりにしている。
そのせいか、妙子ちゃんがこのところめっきり大人びてきたと、まわりでは評判だ。




◼︎実クンの加入でひとつ気になるのは、メンバーが6人になってフィンガー6にするのではないか、一夫クンがメンバーから脱けるのではないかという噂もチラホラ出はじめていた。
だが、一夫クンはこの噂をきっぱりと否定する。
「ぼくがやめるなんてことは絶対ありませんよ。それにグループの名前もそのままです。実が加わっても、フィンガー5プラス1というかたちでずっとやっていきます」

◼︎フィンガー5も、この夏でデビュー1周年をむかえたが、実クンをメンバーにむかえたのは、これを機会に脱皮して、新しい魅力を増やしていこうという狙いのため。
ところが、ちょうどそんな時に、一夫クンが婚約するとか、1億円の新居に引っ越す準備がすすんでいるとかいう記事が週刊誌に出て、グループのまわりはにわかにあわただしくなってきた。

◼︎まず一夫クンの問題は、彼が新宿三越の女店員と相思相愛の仲で、いまや婚約寸前だというのだが、これはまったくの取材不足で、ご本人の一夫クンがまずびっくりしている。
「記事に書かれた女性は、ぼくと中学のときの同級生なんです。同級生同士としてグループで交際したことはあるけど、恋人だとか、婚約したなんて…。年頃の彼女がかわいそうですよ」

◼︎もうひとつの新居問題も、たんなる推測記事だ。
もっともこのほうにはまるで根拠がないとは言えない。
フィンガー5はこの春いまの家に引っ越したばかりだが、都心から車で1時間もかかるのでなにかと不便。
それに、実クンにつづいて、この暮までにメンバーのいとこが何人か上京して、バック・バンドの結成にとりかかる予定だ。
そうなるといまの家ではとても狭いので、都心に手ごろな家を探していることはたしか。
でも、具体的にはなにも決まっていない。
実クンの加入問題をキッカケとして、フィンガーにいろいろなウワサがとんだ。
だが、いまハッキリいえることは、新メンバーを迎え、念願のフィンガー・ファミリーへ、確実な第一歩をふみだしたということだけなのだ。