これまでとは違った蜷川実花を知る「蜷川実花:Self-image」@原美術館 | ちょっと上のインテリア

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これまでとは違った蜷川実花を知る
「蜷川実花:Self-image」
@原美術館

蜷川実花:Self-image@原美術館

品川の原美術館で開催されている
蜷川実花(にながわみか)氏の
個展「蜷川実花:Self-image」を観に行ってきました。

蜷川実花氏は、有名な演出家・蜷川幸雄氏の娘で
女性写真家であり、映画監督でもあります。
中川翔子や大塚愛、成宮寛貴、松山ケンイチ等の写真集、
AKBやEXILEグループ等のPVのジャケットプロデュース、
映画監督としては、
土屋アンナの「さくらん」や
沢尻エリカの「ヘルタースケルター」を手掛けています。

「蜷川カラー」と呼ばれる鮮烈な極彩色の写真でよく知られていますね。
今回もそういう力強く元気が出るような作品を期待して行ったのですが、
いい意味で裏切られました。

今回の展示を観た印象は、儚げで寂しい...でした。
静かにメッセージを発するような作品が多く、
これまで抱いていた彼女のイメージは、
陰鬱な部分の裏返し、反動、憧れなのかも、などと思ってしまいました。

いい意味で裏切られたというのは、
こういう陰の部分も知ることで
彼女の作品にさらに奥行を感じられるような気がしたのです。

観終わった後にチラシを読むと、
展示されていたのは
生のはかなさを表現した「noir」シリーズ、
川面に散る桜「PLANT TREE」、
モノクロのセルフポートレートが中心の、
彼女自身が「生身に近い」と語る、特別な作品群だそうです。

この「蜷川実花:Self-image」は5月10日まで開催されているので
興味のある方はぜひご覧下さい。
これまでとは違った蜷川実花を知ることができると思います。

蜷川実花:Self-image@原美術館


ちなみに、
原美術館へは初めて行ったのですが、
現代美術中心の美術館で、
階段下や建物のデッドスペースを使ったおもしろい展示があったり、
イサムノグチ奈良美智といった有名なアーティストの作品もあり、
私のようなアートをよく知らない者でも、わかりやすく、楽しめました。

品川駅高輪口(品川プリンスホテルのあるほう)から歩いて15分、
東京マリオットホテルもある御殿山トラストシティの裏手、
閑静な住宅街にひっそりと佇んでいます。
黒瓦と白壁の塀が目印です。
御殿山トラストシティまでは品川駅から無料の送迎バスがあります。

蜷川実花:Self-image@原美術館


ショップにも面白いモノがいろいろあり、おみやげも買いました。
娘には造形作家の村松泰三氏が考案した
光にかざすと様々に模様が変化する不思議な箱「光の箱」工作キット、
妻にはカラフルでかわいいキャンドル
自分用には「昭和ちびっこ広告手帳」を購入しました。
昔の広告って、なんかおもしろいんですよね~。

蜷川実花:Self-image@原美術館

蜷川実花:Self-image@原美術館

蜷川実花:Self-image@原美術館

蜷川実花:Self-image@原美術館

蜷川実花:Self-image@原美術館


蜷川実花:Self-image@原美術館 [Link] 原美術館

[Link] 蜷川実花オフィシャルサイト

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