「恋する惑星」「花様年華」「ブエノスアイレス」の香港が誇る巨匠ウォン・カーウァイ監督作品・・・「1176」
ん?勝手にタイトルを変えて、右見て、左見て、右で・・・手を上げて、渡る歩道はガキばかり。
本当のタイトルは「2046 」
社会の評価はいまいちだったみたい・・・やはり、渡る世界は鬼ばかり。
2046の話題は女優・男優のことばかり・・・それってどうなの?
ぼかぁ純粋に、この作品の映像美とその雰囲気が好きだ。DVD 買っちゃったし。
ウォン・カーウァイの作品は昔から、2つの話が交差したりという、想像力を描きたてる感じ。
というか、先が見えすぎるストーリーが多いハリウッド系よりも、全然刺激的で美的で、素敵。
意味がわからない・・・ツマラナイとか、ってコメントを良く見かける。
でも、では、聞きたい。何の意味を知りたくて、映画を観るのかと?
情報を与えられれば、それでHAPPY?意味がわかる映画って・・・なに?
未来からロボットが来て、正義が戦って、勝利して、おめでとう?
もしくは、苦境におかれた恋する二人が、SEXして、でも死んだり、悲しい?
とにかく、人に答えを与えられるだけでは、悲しすぎないかい?
自分が理解できる範囲が、意味わかる、感動する、良い映画なのかぁ?
そうだとしたら、ぼかぁ、人生、相当ツマラナイ・・・だって、このオツムにゃ、知らない事が多すぎる。
ぼかぁ、自分が想像出来ないことを、さらっと想像しちゃう人を、凄いと思うけどなぁ・・・
だって、楽しくなるじゃん・・・想像したモノを創造したら。
莫大な資金で作る、わかり易い映画。
膨大な想像力で創る、わかり難い映画。
前者、後者、あなたはどっち?
まあ、ぼかぁ、彼の映画を観ると、こんなカックイイ映画を作るアジア人がいるんだぁ!
・・・と感激した高校生の時を思い出す。