こんにちは。
米国/アメリカ不動産投資、ソーシャルレンディング事業111SocialLending.com運営会社111Capitalのスタッフブログです。
前回のアメリカ不動産競売の仕組みの記事ご覧いただけたでしょうか?
今回は、
昨今よく耳にするショートセールについてご説明致します。
ショートセールとは、
ローンの残高が物件価値よりも高い状況で売却することを言います。
そしてなんと!!
ローンの残高と売却価格の差額は借り手(Borrower)ではなくて、
貸し手(Lender)に泣いてもらうことがほとんどなのです!!
ご存知の通り、サブプライムローンショック以降、アメリカの不動産の価格は下落し、
少ない頭金で高い利息を払っている方は、
ローンの残高のほうが現在の物件価値よりも高いという逆転の状況になってしまっていることが多々あるのです。
しかし、ショートセールの取引には時間がかかると言われているのはなぜか?
ショートセールとして市場に売り出されている物件の多くは、
少しでも早く売りたい売り手が売却希望価格を市場の公平価格よりも安く設定したりしています。
この価格はまた、銀行(Lender)からのOKがおりていないケースが多いのが実情です。
しかしながら、銀行(Lender)としては
、少しでも高く、ローンの残高に近い金額で売却したいために、
「持ち主が独自につけた価格が妥当なのか?」、「その後の競売にかければもっと高く売れるのではないか?」など
銀行内での査定に多大な時間を要します。
そのため、一般的に銀行からの事前認可(Pre Approval)を
もらっていないショートセールの取引には時間がかかると言われているのです。
《 各購入システムの購入比較表 》
ショートセールについてご説明させていただきました!
アメリカ(米国)不動産特化型ソーシャルレンディングサービス(SLS)