1月16日、俳優の高橋昌也さんが呼吸不全により83歳で亡くなった。高橋昌也さんといえば私の世代では大映ドラマの常連俳優として印象が深い。私の知る限り「不良少女と呼ばれて」「乳姉妹」「ポニーテールは振り向かない」「花嫁衣裳は誰が着る」「アリエスの乙女たち」などにレギュラー出演していた。いずれも父親役が圧倒的に多く厳格ながらも理解のある父親役が印象的だった。

 しかし大映ドラマに出演し続けた後は、しばらくテレビで見ることはなかったが2003年ドラマ「年下の男」で久しぶりに見た時はだいぶ老化していたがそれでもドラマに出演し続けた事に驚いた。そして、このドラマを見たのが高橋昌也さんの最後の姿となった。私の見ないドラマにも出演していたみたいだが結局は二度と高橋昌也さんを見ることはなかった。

 そして1月16日に亡くなったことがわかった。かつて大映ドラマで数多くの父親役を演じドラマを支え続けた高橋昌也さん、ご冥福を祈ります。