チヌとシーバスの調和


シーバスと川チヌ、川の中ではどちらがピラミッドのテッペンに近いのか・・・


気になりませんか?



川の縁に腰を掛け、集中して覗いていれば色々な物が目に入ってきます。



これがまた実に面白いことに、かなり仲良しなんです。


相手を襲ったり追いかけたりする行為は、未だ見たことがなく絶えず上流に頭を向けてお互いを認めているかのように寄り添っています。



その光景を見ながら5メーター離れた立ち位置で、ポケットのタバコに火を点ける前に姿を消すのはチヌ。


シーバスも私に警戒して逃げようとはしますが、チヌほど敏感ではありませんね。




で、数分後、同じ場所に戻ってくるのはチヌ。



飼い主が誰なのか分かっているようです。。。^^






チヌとシーバスの類似点


以前のログにも書いたように、チヌのサイズ(60クラス)を狙うなら5月~梅雨入りです。



そして、先に落ちていくのも良型からです。



今年もそうだったのですが、梅雨入りする前までに釣れたチヌの全てが50センチ以上だったんですね。


もちろん、警戒心の弱いドシャローに入ってくるチヌは狙わず、ディープなポイントを縦に撃ってましたが、これもシーバスと類似した部分なのです。



チヌもシーバスも群れを形成する魚です。そして、ほぼ同じ固体サイズで集結し良型になればなる程、小規模な群れになるようです。



そう考えると、時期によってサイズを狙ったり、数釣りを楽しんだりと色々な工夫も出来ますよね。




これから真夏になるとチヌのボイル音も聞こえてきます。シーバスの捕食音より多少高音ですので、耳を澄まして聞き分けてみてください。