おはようございます。
みなさんは、お金持ちになりたいなぁとか思ったことありますか?
生徒くん
「あるあるあるある!大ありです!今すぐなりたい!すぐにお金ちょーだい!」
先生
「じゃあ生徒くんはなんでそんなにお金持ちになりたいの?」
生徒くん
「そりゃあもう、お金さえあればなんでも叶うからでしょうよ!」
先生
「なんでもって、何を叶えたいの?」
生徒くん
「えっ?えーっと、タワーマンションの最上階で、ベンガル虎をペットにして、下界を見下ろしながら、40坪もあろうかという大きなお風呂でのんびりしたいですね。」
先生
「もはや危険な気がするんだけど・・・。じゃあ例えば、
①1億円
②タワーマンション最上階・40坪のお風呂、ベンガル虎のセット
どっちかだけあげるって言われたらどっちをもらう?」
生徒くん
「そりゃお金、一億円でしょうな。お金がないのにタワーマンションだけもらっても切ないだけだっつーの。しかも、虎もそんなにたくさんいらないっすね。」
先生
「あれ?不思議だね。お金があったら結局タワーマンション・虎・風呂を買うのに、お金を持ってなかったらいらないって、なんかおかしくない?」
生徒くん
「んっ・・・。確かにそうですね・・・。1億とタワーマンションだと場所によってはタワーマンションのほうが価値がありそうな感じもするけど、僕は迷わず一億円を選んだ・・・。」
先生
「そこに、生徒くんがいつまでも極貧生活をしている秘密が隠されているんだ。」
生徒くん
「ぐ・・・。どんな秘密ですか?」
先生
「お金にだけ大きな価値を置いてしまっている、お金こそ富の象徴だと思ってしまっているということだね。」
生徒くん
「だって、実際にお金があればなんでも出来るでしょうよ・・・。」
先生
「ほら・・・盲信的にお金ばかり大切にしようとしてる。じゃあ例えば、今すぐ砂漠のど真ん中に3日間放り出されるとしたら、
①1000万円の入った封筒と、
②水.・食料3日分とキャンピングカー
どっちがほしい?」
生徒くん
「きょっ・・・極端すぎる・・・。でも、悔しいけど②の水・食料・キャンピングカーでしょうね。」
先生
「あれ?お金があればなんでも出来るんじゃなかったの?」
生徒くん
「チっ・・・・。そうくると思いましたよ。そうですね、僕が間違えていましたね・・・。」
先生
「間違えてはいないよ。お金は大切だから。でもお金で買えるものはすべて、お金と同等かそれ以上の価値を持っているということに気付いたほうがいいよ。」
生徒くん
「お金以外のものにも、お金と同じように価値を与える??」
先生
「そうそう。だってね、生徒くんはビールを飲みたくなったりすることはあるかな?」
生徒くん
「はい。毎日。」
先生
「その時はどうする?」
生徒くん
「コンビニで一番安い発泡酒を買って家で飲みます。」
先生
「それ、いくら?」
生徒くん
「まぁ130円くらいですね。」
先生
「生徒くんは、その発泡酒を飲みたいときに飲めるという体験をたったの130円で出来ることにちゃんと感謝してる?」
生徒くん
「はっ?するわけないでしょうに。これが、どっかの高級地ビールとかなら別ですけどね、いつでも飲める安物のビールですからね。」
先生
「ほらほら、そういうところ。その考え方がまさに極貧マインドだね!」
生徒くん
「えっ?どこがですか?たった130円の発泡酒に感謝するほうが貧乏っぽいですけど。」
先生
「何もわかってないね!じゃあそこはまた明日説明するよ。長くなっちゃったし。」
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ということで、皆さんはコンビニで買える100円そこそこのものに感謝していますか?
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