昨日たくさんの方から祝いの言葉をいただき、本当にありがとう。

これから順番に一人ひとりにお返事をさせていただきたいと思います。その前、まず、忘れないうち、息子の受験生活を総まとめをしようと考えております。

 中学受験のブログも、この総まとめをして、そして最後合格祝賀会のことを書いて、終わりたいと思います。

 これから中学受験でお困りの方、そして終了組にいろいろお聞きになりたい方、もし私でよければ、いつでも遠慮なくメッセージを送ってください。私のわかる範囲内であれば、すべてお答えをさせていただきたいと思います。もし、たまたま岡山を寄る機会がありまして、直接会って話したいかたがいらっしゃいましたら、遠慮なく言ってください。スケジュールさえ合えば、いつでもお会いすることができますので、遠慮なく仰ってください。

 受験生の親、みんな同じ気持ち!同じように焦り、同じようなことで喜び、そして同じように最終試験に対して不安です。私はそうでした。しかし、ブログを通じて、同じ六年生の親、そして、終了組の先輩たちに、いろいろアドバイスをいただき、励ましていただき、本当に心強かったです。ありがたいです。

 このたび、我が家の受験が終了することで、私の経験したことをすべて後輩たちに伝えて、みなさんにできるだけ遠回ししないように、先輩としての役割を果たしたいと思っています。


 さて、娘の受験生活のまとめを一回で終わりましたが、息子の方は、娘と比べ、かなり複雑ですので、何回か分けて書こうと思っています。文章力非常に弱い私にとって、大変なことです。なので、自分のペースで書かせてください。興味のある方、読んでみてください。今考えているのは、こんな感じす。

 まとめ①:息子の正体

 まとめ②:浜学園の通塾生活

 まとめ③:国語の個別指導

 まとめ④:運命の(?)の出会い

 まとめ⑤:大完結


なんか、すごい大げさですね(笑)

ごめんなさい、息子の逆転勝利に、どうしても文字にして残したいですので、興味ない方は、スルーしてくださいね・・・


さっそく、今日はまとめ①・・・息子の正体


 タイトルを見て、なんですか?って思う方はかなり多いと思いますねぇ、いやいや、大したことはないので、あんまり期待しないでください。一部の方はもうご存知ですが、受験終わった暁に、この日記で公開しようと思いました。


一回目のブログから、息子と娘という登場人物が登場しましたので、みんなに”双子さん”と思われているようです。

 実は、ちがいます!息子は、私の息子ではないです!私には、娘一人だけです。記事に出てきた息子は、実は私の妹の息子です!(びっくりしました?・・・笑)

 実は、私は日本人ではなく、中国の人です。20数年前、日本語全くしゃべれない私は中国で大学を卒業して、留学生として岡山大学に入り、半年間必死に日本語を習得し、無事に岡山大学院の入学試験を合格し、二年間の修士課程を修了。そのまま三年間の博士課程を続き、無事に岡山大学を出て、ある会社に入り、中国の子会社の全般管理の仕事に就く。その後、日本人の主人と結婚し、娘が生まれました。

 私の妹も私と全く同じ状況で、岡山大学を出て、とある大手の交通事業部に入り、中国で新幹線や地下鉄の建設プロジェクトチームの一員として、一年の半分以上は中国で暮らしています。そして、息子が生まれたが、妹はこの仕事が大好きで、でも、息子の面倒を見ると、仕事ができなくなる。その時、私の中国にいる両親が生後四か月の息子を中国でずっと面倒を見てくれました。6才になり、小学校に入る年齢になり、家族で話して、やっぱりこのタイミングで日本に来てもらい、自分の親のそばに育てられた方がいいです。ということで、一言の日本語も話せないこの子、いきなり神奈川県のある小学校に入れられました。

 最初の一年、言葉がわからず、自分の意思をうまく人に伝えることができず、かなりストレスがたまっていたようで、とにかく毎日トラブルでした。先生や同級生の保護者から毎日クレームの電話がかかってきまして、出張ばかりの妹の代わりに私が遠い岡山で対応しました。学校から帰って、親が帰ってくるまで一人で公園で遊び、おなかすいたらコンビニで弁当を買って食べる、そして家帰ったら漫画を見る。こんな一年でした。

 さすがこれではだめだ。この子の健康面と精神面の成長には、この生活が長続きすると、いいこと一つもないと私は判断し、妹夫婦と両親とも相談し、2年2学期が終了後、この子に岡山に来てもらい、妹夫婦の変わり、私が面倒を見ることにしました。

 岡山に来て翌日、浜学園岡山教室へ連れて行き、入塾テストを受けました。算数85点、国語28点で入塾可。(笑)

 日本語は何とか普通の言葉がしゃべれることができ、友たちと遊ぶことも可能でしたが、浜のテキストにはさすがお手上げ。

語句もわからず、読んでいてもニュアンスがわからず、まぁ、私と一つ一つ読んで、意味を調べながら読んで、一つの文章を読むのに、丸四時間・・・まぁ~、本当に地獄でした。

 算数も、問題の意味を分からず、理解してもらうのも大変でした。

こんな感じで、私と、娘、そしてこの子、長い受験生活を始まりました・・・

 私は妹とものすごく仲良くて、妹の子は自分の子と同じように立派に育ててあげようと、引き受けたときからそう決めました。


もちろんあれからの四年間、本当にいろいろありすぎで、大変でしたが、ブログで書いてあるように、その時から、彼は私の”息子”になりました。(笑)

なので、双子ではないです。娘は1月生まれで、息子は3月生まれ。

 

 以上は息子の正体です。彼の受験生活について、次回のまとめ②で書きます。


それでは、また次回