とうふ処 豆達人 目指せ豆の達人!!

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豆腐屋のムコどの
日々、達人を目指してがんばってたりします。

現在、豆腐屋レベル15くらいかな〜

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大豆100粒運動 をご存知でしょうか?

『天のしずく』という映画の題材にもなった料理家の辰巳芳子先生が会長をされている運動です。

興味のある方は是非、下記のリンクをご覧ください
http://www.daizu100.com/

その『大豆100粒運動 for High School プロジェクト』の発起会が

10/2 『豆腐の日』に東京であり、豆腐屋として参加して参りました


背景には大豆の自給率の低さがあります。

味噌、醤油、納豆、それに豆腐!われわれ日本人に欠かせない食材の原料である大豆の自給率はなんと5%前後、豆腐だけに限っても20~25%だそうです。

世界環境も変化しております。日本は少子高齢化で人口が減少しているかもしれませんが

世界は歴史に類を見ないほどの人口増加をつづけています。

いつまでも輸入大豆に95%も期待できるとは限りません。食糧危機はすぐ目の前まできているのです。

このような課題にそなえつつ、未来に大豆を育て食する文化を残していくために

将来を担う若者に大豆を育てる意味やその喜びを経験していただくことを目的に

『大豆100粒運動 for High School プロジェクト』が立ち上がりました。


内容

・年間を通じた大豆の育成、収穫体験

・収穫した大豆の豆腐製造事業者による製品化 ← ここが僕ら豆腐屋の出番です!

・収穫した大豆を使った豆腐造り体験&ワークショップの開催


その発起会において、染野屋の小野社長の"Soybeans Save the World"「大豆は世界を救う」の講演がありました。

染野屋 小野社長

実はこの講演、昨年の京都の豆腐屋サミットでも聴いておりますが兎に角小野社長の熱意がすごい!2回目なのにガッツリ引き込まれてしまいました。以下に昨年の動画を見つけたのでリンク置きます。是非、日本中の皆さんに見てほしいです。

https://www.youtube.com/watch?v=oOoY9Jr_Vh0

とそんなわけで、こんな鬼気迫る小野社長の講演、辰巳先生の思いを聞いてしまいました


辰巳芳子先生のお話



ここで何もしないわけにゃいかんよね。男の子だもの!

 

ってことで、宮城県に帰った僕は亘理高等学校さんと宮城県農業高等学校さんに問合せしてみました。

 

・亘高さんは、圃場は小さいですが大豆は作っています。毎年豆腐も作っているとのこと

地元亘理の高校です! 豆腐造りの授業からでもお手伝いさせていただきます!

 

・宮農さん、被災して圃場が1/3になっています。再来年度の新校舎引っ越しもあるので確約はできませんが検討します!と言っていただきました。

しかも宮農の農場長の川口さんから1月にある宮城県内の農業高校の農場事務部会という会合に参加しませんかという嬉しいお話もいただきました。もちろん二つ返事です(*^-^)b

 

 さあ、どうだ宮城県はスタートラインに着いたぞ!あれ?よく考えたら電話かけただけか(^_^;)

まあ、とりあえず来年は何かしら行動することになるでしょう!!


ってことで、弊社と一緒にこの運動に参加したい宮城県内の豆腐店を募集します。

なにしろ宮城県内すべての農業高校に依頼します。僕だけでは対応出来ないかもしれないので県内の同業者の皆様、是非一緒にやってくださいm(..)m


やることは簡単です

・賛同いただいた農業高校の作った大豆を適正価格で買い取ってください

その大豆で作った豆腐をどのように売るかは、各農業高校と相談します。

高校生が販売をしたいかもしれないし、事業者が売ることになるかもしれません。

・もし時間が許すなら、農業高校の豆腐造り体験をサポートしてください


 他県の同業者の皆さん、是非、自分の県の農業高校に問い合わせてみてください。


僕らは大豆がなければ豆腐屋ができません。

僕らも、息子も、孫の代も豆腐屋ができるように、種まきをしていきましょう(・∀・)/


※大豆問屋の皆さん、皆さんの商売を阻害するほど大量の大豆はできませんご安心ください。

むしろ未来の生産者を育てる運動と思いご助力頂けるとうれしいです。